職場では、社内サーバにLinuxを使っています。本日、DHCPサーバのメンテナンスをしておりましたら、なぜか設定ファイルが書き込めません。
編集にはviを使っていますが、insertモードかappendモードに切り替えようとしますと、その途端に警告が表示されます。
これはどうしたことだろう?viはreadonlyになっていないし、rootで入っているし、パーミッションもrwになっている。でもダメなのだ。試しに、ホームに適当なファイルをtouchしてみましたが、やはりエラーになります。その内容は、ファイルシステムがリードオンリーになっている由。
[root@linuc root]# touch test
touch: cannot touch `test’: 読み込み専用ファイルシステムです
[root@linux root]#
まさかそんな設定はしていまいとmountを実行。すべてrwになっていますがな。
[root@linux etc]# mount
/dev/hda2 on / type ext3 (rw)
none on /proc type proc (rw)
none on /sys type sysfs (rw)
none on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
/dev/hda1 on /boot type ext3 (rw)
none on /dev/shm type tmpfs (rw)
/dev/hda5 on /var type ext3 (rw)
/dev/hda3 on /var/spool/squid type ext3 (rw)
none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw)
念のため、fstabも確認。これもrwになっていますがな。
[root@linux root]# cat /etc/fstab
LABEL=/ / ext3 defaults 1 1
LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2
none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
none /dev/shm tmpfs defaults 0 0
none /proc proc defaults 0 0
none /sys sysfs defaults 0 0
LABEL=/var /var ext3 defaults 1 2
LABEL=/var/spool/squid /var/spool/squid ext3 defaults 1 2
/dev/hda6 swap swap defaults 0 0
諦めて、
再起動しました。今度は正常。touchもviもうまくいきました。
いったい何だったのでしょう?Linuxは安定性が高いのですが、長く使っていれば、
不安定になってもおかしくはないでしょう。
というより、Fedora Core
という古いディストリビューションをいまだに使い続けていることが問題なのかと。だって、メモリが256MBのマシンでは最新のディストリビューションは
入らないのですもの。
とはいえ、サポートの切れたOSを使い続けることほど危険なことはありません。これを機会に、マシンとOSを何とかしようと思いを新
たにした出来事なのでした。
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