MicrosoftのノートブックアプリOneNoteが、MacとiOS用に無料でリリースされた。しかも、Windows版も無料提供されるようになった。従来はOfficeアプリのひとつで有料だったのだが、メジャープラットフォーム3つで同時に無料で使えるようになったわけだ。
これってすごくね?なんだかんだでやっぱりMicrosoftは侮れないんだよ…。
ノートブックと言えばEvernoteを使っていたが、これからはOneNoteに移行しそうだ。個人的に挙げる理由は、以下の3つ。
- OneDrive上に展開されるのでOneDrive(旧SkyDrive)との親和性がある。
- ノートブック、セクション、ページと階層構造を持たせられるので管理しやすい。
- ノート内の編集機能が充実している。
MacやiOSにはすでにSkyDriveアプリがリリースされているので、ストレージとしても同様に使える。
Appleの世界がMicrosoftに汚染されるよ、MicrosoftしたければWindowsを使えよ、という声も聞こえてきそうだ。だが実際は、Apple Storeの無料アプリTOP10には、Microsoftのアプリが3つも(OneNote, Keynote, SkyDrive)も入っているのだ(ソース:MicrosoftのOneNote、Macアプリストアのトップに躍り出る)。
これは、支持が多いことを表している。EvernoteもDropboxもGoogleもある中で、総合的な使い勝手の良さが評価されているのだろうか?
MacのApp Storeからインストールできる。この記事を書いている時点では、Editors Choiceにもなっているので、トップバナーにも現れる。インストールは何も考えなくていい。インストールが済むと、LaunchPad内に光り輝くアイコンが現れる(別にOneNoteの仕様ではなくてLaunchPadの仕様)。
起動すれば、いくつかのガイドのあとサインインすれば(サインイン画面がWindows 8 UIっぽいのはご愛敬)、デフォルトノートが作成される。すでにWindowsなどでノートを作っていれば、それが出るはず。
ノートは、けっこう表現力が高い。
できれば、Evernote側からノートを取り込んでみたい。Evernoteには、XMLかHTMLでノートをエクスポートする機能があるが、残念ながらOneNote側にインポートの機能がない。だがXMLというフォーマットである以上、何らかの方法はあるはずだ。
このへん、誰かが、何かを、やってくれることを期待したい(何という他力本願!)。
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