あなたはお酒を飲む方?そして自制心は高いと思う方?
実は、まったく飲まない人より週に1〜数日という人の方が自制心が高いそうだ。毎日飲む人は論外。アル中か、アルコール性肝障害への道を(ドキッ)まっしぐらだ。
日本経済新聞7月29日26面、「エコノ探偵団」から。このコラム「調査メモから」によれば、こういうことだ。行動経済学が専門の京大教授によれば、
依田氏が飲酒頻度について(1)毎日(2)週1~数回(3)全く飲まない――に分類して自制の度合いを調べたところ、毎日飲む人が最も自制が弱く、次いで全く飲まない人、週1~数回飲む人は最も自制が強い結果となった。「休肝日を作れる自制の強い人は、仕事についても先延ばしなどせずに効率的に行えることを示している」という。
へへへ、そうなのかな?ちなみにブログ主は「週1〜数回」というパターンだ。基本的に、休日しか飲まない。平日は、会合があるとか、そういう機会がないと飲まない。
しかし、「まったく飲まない人」というのが「週1〜数回という人」より自制心が低いというのはどういうことなのかな?ちょっと考えればわかるが、まったく飲まない人は、自制しているのか、それとも下戸なのか、わからない。お酒が好きな人が一切飲まないというのも病気などを除けば変だし、下戸ならそもそも飲むわけがない。
だから、「まったく飲まない人」というのはある意味無属性だ。しかし、「週1〜数回という人」というのはお酒が嫌いではないという属性が付く。その分、自制心という評価にプラスに働くのだろう(違うかな?)。ただ、まったく飲まない人というのは、以前はウワバミのようだったが、あるきっかけで断酒した、という人もいる。ただ数は多くないのだろうな。
ところで、ブログ主は、10年ほど前までは週のほとんどを飲む日に当てていた。休肝日は月曜と火曜。ほぼ習慣化していたが、私生活で自分の環境を一気に変える必要に迫られ、ならば飲酒も大きく制限してしまえ、休みの日以外は飲むなよ!だけど飲む日は多少大目に見ろよ!というように変更した。
それでほぼ10年以上、ガンマGTPの数値も大幅に下がり、遅れて始めた運動によっても生化学的数値は劇的に改善した。今では、平日に飲むのが気持ち悪いくらいだから、いかに飲酒というのがメンタルに左右されるというのがわかるだろう。
どうせなら休日の酒もやめてしまえば、さらに健康になるに違いない。だがそれはそれで寂しい。二週間に一度、月に一度、というようにルール決めするか?
いやいや、必要なのは「今日は調子がいいし、飲みたいぞ!」「今日は体調もいまいちだから、やめておこう!」というメリハリだ。ルールで縛られるよりは、その都度判断する、それが本当の自制というものだろう。
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