パスワードに関わる大いなる誤解とは?

職場でシステム管理のまねごとなどやっていると、いろいろなことが起きて人間の本性を見せつけられることもある(大げさな)。

という前振りとは何の関係もないが、パスワードに関して、けっこう誤解している人が多いのだ。

それは、

メールのパスワードを忘れました、教えて下さい。

というもの。メールでなくても、グループウェアとか別のパスワードでもいい。

そんなの知るわけないじゃん?と悪たれると、

管理者は全員のパスワードを管理しているんでしょ?お・し・え・て!

と言われる。

理屈から言えば、そんなの無理だし、セキュリティ的な大穴になるだろ普通。

じゃ、どうすればいいの?

となるので、再発行しかないわな、とランダムな英数字の組み合わせを発行して、それでパスワードを初期化してやる。

え〜こんなの覚えてられないよぉ。

だから、自分で覚えてられるやつに自分で再設定するんだろぉ。さてはこやつ、このランダムパスワードをそのまま使い続けているな?だから、PCの交換でにっちもさっちもいかなくなるわけだ。

これはこれでありがちだが、パスワードにまつわる怪談にはいろいろある。

  • 昨日までログインできていたのに、今日になったら「パスワードが違います」と言われる。変更したことと、何に変更したのか、覚えていないとか?
  • パスワードを変更したら、二度とログインできなくなった。2回も入力させられたパスワードが、実は間違っていたとか?
  • Gmailにサインインできなくなったから見てほしい。Googleのサーバは管轄外ですってば…。

まぁこんな感じで…。

誰だって、面倒はイヤだよなぁ?

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