通勤電車はストレスがいっぱい(21)―あえて動かない方がいいときもある

今朝(3月4日)の通勤はエラい目に遭った。通勤に使用している東急田園都市線が、夜間作業が予定通りに終わらなかったとかで、なんと始発から運休したのだ。そのあおりで、110分の遅延という信じられない遅延証明をゲットする羽目になった。嬉しいやら、悲しいやら。

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普段なら家を出る時間、どうせまともに動いていないだろうということで、ブログ主は様子見。在宅のまま、メールの返信を書いたり、書類の整理をしていたが、そろそろいいだろうということで家を出た。しかし甘かった。一駅に5分くらい停車している(もっとか?)ようで、まったく進まない。あてにしている東急大井町線の乗り換え駅である溝の口に着くのに、ものすごい時間がかかってしまった。

溝ノ口駅に着いたら、ブログ主を含む多くの人が大井町線に乗り変えた。しかし、この選択は誤りだったようだ。大井町線自体が混雑で遅延している。しかも、自由が丘駅で乗り換える東急東横線も大混雑だ。皆が同じことを考えた結果、単に混雑と遅延の幅を広げただけになったのだ。

しかしね、車内アナウンスで案内があれば、そっちに行くよ、普通。肝心なのは情報なのだが、そういうのはほとんどない。なので、このまま乗り続けたらいいのか、それとも乗り換えた方がいいのか、そのへんの判断がつかない。なので、案内に従って皆が同じ行動をとった結果、かえって悪化したとも言える。

振り返れば、皆がいなくなった田園都市線の車両はがらんとしていた。そのまま乗り続けていれば、案外とスムースにたどり着いたかもしれない。しかも、確実に座れていたのである。

先の大震災のときもそうだけど、落ち着くまでは動かずにいるというのもひとつの選択肢と思った。もっといい方向や方法があるに違いないと思って、どんどん向きややり方を変えていると、結果は思わしくなかったということはよくある。今回がまさにそのパターン。めまぐるしく動く中で、あえて状況を客観視する余裕も必要だな、と思ったトラブルであった。チャン。

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