一太郎2016を使い始めました。しばらくして、あることに気付きました。
文書スタイル(ビジュアルスタイル)に記憶しておいた設定が消えてる!
これは困りました。また設定すればいいのですが、さすがに面倒くさい。というか、アップグレードの際に引き継いでくれないんですね。意外な盲点でした。
でも、手動で設定を引き込む(インポートする)ことができるようです。後学のためにも、設定をマスターしておきます。
「文書スタイル」画面。[書式]-[文書スタイル]で表示されます。[呼出]ボタンを押すと「ビジュアルスタイル」画面が表示されます。
「ビジュアルスタイル」画面。左側のリストボックスに、自分で登録したスタイルが見当たりません。
いったん閉じて、[ツール]-[オプション]-[互換設定/コンバータ]-[登録ファイルの引き継ぎ]を選びます。「文書スタイル登録ファイル」にチェックが入っていることを確認して、[実行]ボタンを押します。処理が終わったようでも、ウインドウが閉じないのでちょっと慌てますが、裏面に冒頭のウインドウが出ているので、それを表に出してやって閉じればOKです。
確かに、以前に作ったビジュアルスタイルが見えます。
手順を覚えてしまえば何てことないのですが、長い一太郎ライフの中でも、初めて使ってみました。設定というのは、引き継がれなくてもさほど困らないということなのですが、できればアップグレード時にやって欲しいような気もしますね。
それにしても、たくさんある設定、深いメニュー、項目がたくさんあるダイアログボックスとか、古き良き時代のパソコンソフトの世界を守っている感じがしますね。最近、こういうのが面倒に感じてきたのは歳のせいでしょうか? それとも、Apple製品に毒されましたかね? 何しろ、あっちは乗り換えても新たにすることがほとんどないですからね。
それはそれですごいことですね。頑張れ!一太郎。
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