デスクトップマシンでWindowsを使うときに、スタートボタンに「休止状態」を表示するにはどうしたらよいか?という話です。
デスクトップマシンでも、毎朝いちいち立上げ直すのが面倒で、「スリープ」を活用したい、ということがありますね。しかしこの「スリープ」、ひょんな拍子に復旧するので、朝来てみたらロック画面が出ていたりして、「あちゃ~」と思うこともしばしばです。
ロック画面が出てるなら、わざわざスリープ状態にする意味がないですからね。
こんなときに「休止状態」です。休止状態になると、メモリの内容をディスクに書き込んで電源が落ちるので、ひょんな拍子に復旧する、ということがありません。しかし、Windows Vista以降、この「休止状態」というのがスタートメニューから選べなくなりました。
それは「ハイブリッドスリープ」なるものの存在のせいで、「スリープ状態」が一定時間続くと「休止状態」に移行するという、一見便利なものです。Windows 7のデフォルトではこうなっています。しかし、スリープ状態が途中で解けてしまうと、休止状態には移行しません。これでは困ります。
そこで、スタートボタンに休止状態を表示させるようにして、ワンアクションで休止状態にしてしまおうというわけです。
設定は、以下のように行います。
- コントロールパネルの「電源オプション」を開く。
- 使用中の電源プランで、「詳細な電源オプションの設定」を開く。
- 「ハイブリッドスリープを許可する」の項目を「オフ」にする。
以上です。これで、「休止状態」が選べるようになりました。
休止状態だと、電源が落ちているため、万が一にも復旧しないので、精神衛生上、楽です。まぁ、休止状態からの復旧ではそれなりの時間がかかるのですが、一から立上げ直すよりははるかに早く楽だということで。
それにしても、解けてしまうスリープ、本当に意味がないですよね?
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