メディア ハリセンボンの逆襲―椎名誠
週刊文春に連載中のコラムをまとめて、再編集したもの。週刊誌に連載されるコラムの中では、東海林さだお氏のものに並んで好きなもののひとつだ。あるきっかけで嫌気がさして、週刊誌というものを読まなくなってもう何年。それでも、連載コラムというものには...
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メディア メディア LOVE COLLECTION―村松健
人恋しい夜に聴いて下さい。 村松健のベスト集というような位置付け(すでに他のアルバムに収録済み)なのだが、新音源によるものが多く、そういう意味ではベストというより再編集版といったところか。男女の向き合うであろうあらゆるシーンが曲としてまとめ...
メディア プリズンホテル（秋）―浅田次郎
夏に続けて読んでいる。ボリューム的には夏をしのぐが、話的には若干消化不良気味なのは否めない。登場人物も多彩であり、すべての人物の落としどころを作るには、これくらいのボリュームは必要であり、中にはちょっとはしょられたという感じの人もいるの仕方...
メディア プリズンホテル（夏）―浅田次郎
何の予備知識もなく読み進むと、いい意味で裏切られる。設定が奇抜、登場人物が魅力的、突飛なネタと人情味溢れる展開に一気に読んでしまう。人間関係に疲れたら、読んでみたい一冊。
メディア MARBLE―CASIOPEA
我が敬愛するカシオペアの25周年の集大成的アルバム。冒頭の、野呂一生による30分強のタイトルは圧巻。しかしながら、個人的には後続の向谷、神保、鳴瀬のタイトルの方が気に入った。カシオペアらしさが出ているすべての曲が、お気に入りだ。しかしナルチ...
メディア 木に学べ―西岡常一
物作りに携わる私にはいろいろ教えられる本。忘れていたころに読み返し、また思い出す。何度も読める本というのはいいものだ。最後の宮大工と呼ばれる棟梁の語りを収録した出色の一冊。何でも便利や効率を優先する世の中に警鐘を鳴らす。もちろんこんな内容だ...
メディア 今夜、すべてのバーで―中島らも
ストーリーは陳腐だが、きちんと調査したと思われるアルコール中毒、肝臓疾患、そのたのリアルな書き方には脇腹が痛くなる。酒飲みに勧めたい、禁酒の友。
メディア コアラ発電機!?
横浜市の某自然公園内動物園にて…。中で必死に巨大なハムスター・ホイールを回すコアラを想像…。そもそもコアラはそんなに活発な動物ではないはずだが…。友人の意見によれば、コアラがユーカリの葉を食べて体内に発生するガスを燃焼させ、小規模な火力発電...
メディア 寒水魚―中島みゆき
う～ん懐かしい。初期の中島みゆきのアルバムでは最高の一枚。どの曲もいい。それまでのみゆき調とは違うロックアレンジの「悪女」はシングルのヒット曲でもある。ただ、そのほかの「鳥になって」「捨てるほどの愛でいいから」「B.G.M.」「歌姫」も出色...
メディア SPLASH AND FLASH―松岡直也
いささか季節はずれだが、松岡直也らしい夏のドライブに最高の一枚。リズムセクションはやや単調だが、日本人には合うラテンのリズムとメロディが出色である。お勧めは、“A WHITE OLEANDER”。2曲目の“遅い朝食にはビールを”は周囲の妨害...