仕事

このテーマも久しぶりです。おい！お前も編集者の端くれなら、ニッチなITネタや食べ物の話ばかりでお茶を濁しているのではない！という声が右斜め前方から聞こえてきたので、はっと昼寝から目覚めた私が久しぶりに書いてみます。 とはいえ、今やっている本...

ひさびさに、仕事がらみのネタです。出版不況と昨年来から言われ続けていて、業界縮小の流れからは逃げられない！電子出版の波に乗り遅れたら生き残れない！とまで言われていたのですが、3.11の大地震でこの流れはすっかり変わってしまいました。

今年も終わりが近づいていますが、まさしく「電子出版元年」のような一年であったのではないでしょうか？電子出版、ないし電子書籍というものは、かれこれ15年ほど前からさまざまなチャレンジがありました。ボイジャーの「エキスパンドブック」が比較的有名...

Wordはなんでもできます。文章を入力し、編集することはもちろん可能ですし、PCの画面を埋め込んだり、表を作ったり、作図することもできます。校正する機能もありますし、アウトライン（文書の構造）機能を使えば番号など自動で振れます。きちんとペー...

今回は、私の仕事に関係することを書いてみましょう。表題にもあるように、私は「IT系の編集者」です（最近はいろいろと浮気していますが）。そのため、誰かに原稿を書いてもらい、その原稿を見て、加工して、本にするということを日常的に行っています。こ...

今回は、電算写植についてである。電算写植は、文字どおりコンピュータによって文字の割り付けの指示を行うものであるが、一口に電算写植といっても、文字印字の指示の方法、文字の印字方式に世代によってかなりの違いがあるようである。まずは、わかりやすい...

日刊どころか、週刊にもならなくなってきた。少し気張っていこう。今回は、手動写植機について書いてみる。

今回から、写植の変遷について書いてみたいと思う。 写植が最初に現れたのは、1924年のことである。石井茂吉という人と、森沢信夫という人によって、和文対応の写植を行う機械、いわゆる写植機が発明された。石井氏は「写研」の創始者、森沢氏は「モリサ...