ミニコンポでiPod

どこでもいつでもiPodという感じになってきたが、ミニコンポを購入し、そこにiPodを接続するためのDockを設置することにした。
そもそもなぜ今さらミニコンポという気もするが…。

長年我が家にはオーディオ装置というものがなかったので、少しスペースができたのを機にミニコンポでも置いてみようということになったのである。
MDラジカセでは、いかんせん音が貧弱である。
いちおうはきちんとしたスピーカーシステムを備えたものが欲しくなっても誰も責められまい。

今回の本題はそれではないのではしょると、オンキヨーの旧モデル(FR-9GDXV)を展示品処分価格で引き取ってきたのである。
なぜオンキヨーかというと、見た目がおもちゃっぽくなくてよかったことと、終段がディスクリート構成というICチップに依存せず音がよいとされているもので、自作マインドを刺激するものだったからだ。
展示品処分価格であったので、その分DVD再生機能付きのスピーカーもちょっとよいモデルにした。

これに加えて、iPod用DockのDS-A1(W)を購入してきた。
型番には(W)とあるので白なのだが、実は白以外はないとのことだった。
iPodにはマッチするが、ミニコンポのグレーには今ひとつ合わない気がする。

ミニコンポの方の接続には何の問題もない。
電源とスピーカー、あとはビデオ出力をTVにつなげばいい。
ビデオ出力は、D2, S2, コンポジットとなっているが、TVの方のD入力が一杯(!)だったので、安易なコンポジットとする。
コンポジットでも、けっこう画質はよい。

問題はDockの方で、電源のACアダプタ、オーディオケーブル、RIと呼ばれるオンキヨー独自の制御ケーブルだ。かなりの本数になる。
iPodがPhotoであれば、S信号によるビデオケーブルも接続することになる。
文句を言っていても始まらないので、とにかく全部つなぐ。

わざわざこのDockを使うのは、1)音質を保持できる、2)充電もできる、3)ミニコンポのリモコンでiPodを制御できる、というポイントがあるからだ。特に1と3が大きい。
つないでしまえば、あとはiPodにストアされている膨大な音楽ソースを楽しめる。
ただ、プレイリストを選ぶとかは、従来どおりiPod側で直接行う必要がある。
リモコンである程度のことは行えるらしいが、うまい具合に機能しなかった。

それにしても、カーオーディオとか、家庭用のオーディオ機器とか、しっかりとiPodがコンポーネントとしての地位を確立しつつあるなぁ、と思った次第である。

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