太陽の女神―ラムゼイ・ルイス

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太陽の女神

SUN GODDESS―Ramsey Lewis
ファンキー・キーボーディストの帝王、ラムゼイ・ルイスの最高傑作!
…というのはCDオビのコピーです。ファンキー・キーボーディストって何だ?と普通の人は思いますよね。

ファンキーと聞くと、何かコミカルな印象を受けますけど、ファンキーはファンクの形容詞、

「ファンク(funk)は音楽のジャンルのひとつ。黒人起源のブラック・ミュージックのジャンルの一つ。」(WikiPediaから引用)

ということなんですね。ノリのよいブラックだと思ってもらえればいいんじゃないでしょうか。
このアルバムは、1974年生まれとは思えないほど、今風な感じがします。しかも、どこか懐かしい感じがするし、どこかで聞いたような曲も多いような気がします。それもそのはず、タイトルナンバーの「太陽の女神」は、アース・ウインド&ファイアのモーリス・ホワイトのプロデュースなのです。今風な感じがすると感じるのは、単にアース・ウインド&ファイアを今風と思って聴いているからかもしれません。
個人的なお勧めは、アルバムタイトルの「太陽の女神」と「ラヴ・ソング」です。
「太陽の女神(SUN GODDESS)」は「あ!これこれ!」と中年以上ならば聞き覚えのあるなバーのはずです。モーリス・ホワイト自身がボーカルを担当、うんうんあの声、あの声、と知って聴けば思わず納得でしょう。
ちなみにこのナンバーは、EW&Fのアルバム「灼熱の狂宴」にも収録されていますが、レコーディングはラムゼイ・ルイスの方が先です。でも、聴いたことあると思うのは、EW&Fのものの方なんでしょう。
「ラヴ・ソング(LOVE SONG)」はストリングスやブラスが美しいナンバーです。これは当然シンセによるもので、当時はポリフォニックのシンセがなかったか一般的でなかったと思われますから、多重録音でしょう。これが逆にアナログ、という雰囲気を醸し出して昨今の完全ポリフォニックシンセサイザーによるものとは違った味わいです。
「リビング・フォー・ザ・シティ(LIVING FOR THE CITY)はおなじみスティービー・ワンダーの有名なナンバー、「ホット・ドーギット(HOT DA WGIT)はモーリス・ホワイトの曲です。「ジャングル・ストラット(JUNGLE STRUT)や「タンブーラ(TAMBURA)」はいかにもブラックという感じだ。でも好みは分かれるかも知れないですね。これをカッコイイと思えば、絶対に好きになりますが、ちょっとクセあるなあと思ったら、そこまででしょう。ちょっと前衛色もある気もしますしね。
最後の「双子座の誕生(GEMINI RISING)」は、オーソドックスなフォービートを奏でるナンバーです。ラムゼイによるエレピのソロが渋いです。ライブで聴きたいものです。
メジャーな曲ばかりかと思うと、オーソドックスなナンバーもあり、ブルージーなナンバーもあり、実に多彩な印象を受けます。ブラック、しかもダンシブルなものが好きな人には、ぜひ聴いてほしい一枚です。

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