部品も揃ったら、いよいよ組み立てである。
組み立てる前に、工具を用意し、服も静電気を起こしにくい素材のものに着替えておこう。
特にこれからの季節、静電気に悩まされる。
大切な部品を破壊してしまっては元も子もない、できればリストベルトで接地するようなことをしておけば万全だ。
改めて書く必要もないが、各機器、パーツの説明書にはひととおり目を通しておこう。
最初に、T2-Pの梱包を解く。
本体よりちょっと大きめの段ボール箱の中には、T2-P本体と、付属品の入った箱がある。
これ以外は、緩衝材としての発泡スチロール、カバーである。
本体の写真は、すでに載せてしまったので、今回は付属品を並べてみた。
左上から、FMアンテナ、マニュアル+ソフトウェアCD-ROM、AC電源ケーブル、シリアルATAケーブル、ドータボード用電源ケーブルである。
このうちとりあえず使うのは、AC電源ケーブル、マニュアル+ソフトウェアCD-ROMである。
FMラジオでも聞く場合にはアンテナを、何かドータボードを増設する場合には電源ケーブルを、それぞれ活用すればいいが、今回は使わない。
マニュアルに沿って組み立てを進めてみる。
こういうのはどこのでも同じと思って勝手に進めると、痛い目に遭う。
ちなみに、マニュアルは英文である。
まず、コの字型のカバーを外す。
ねじ穴は、上部と左右に計3個あるので、すべて外す。
あまり中身をいじくらないことを想定しているのか、昔ながらの作りである。
カバーを外して、中身を見たら、こんな感じである。
左側にデンというのが電源ユニットで、CPUなどを装着するには、これを外す必要がある。
左側のねじ1個で止められているので、外してしまう。
マニュアルによれば、マザーボード等に接続されているケーブルもすべて外してしまい、電源ユニットを完全に取り外すことを推奨しているが、そこまでやらなくても脇に上げておくということもできるようだ。
電源ユニットを外すとわかる(外さなくてもわかる)が、CPUソケットにはすでにファンが装着されている。
ん?確かCPUにも付属していたような…。
こういう場合、どっちを使うべきなのだろうか?
両方ともごつく、放熱フィンの形状は違うものの、物々しい迫力がある。
せっかくだから、最初からソケットに付いていたものを使おう。
CPU付属のものは、予備として保存しておこう。
次回は、CPUを装着してみる。
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