いよいよ最終回である。
たかがマシンの組み立て記事を、越年で書くことになるとは…。
装着や配線をきちんと確認したら、いよいよ起動テストである。
モニタを接続し、電源ケーブル、キーボード、マウスを接続する。
前面パネル中央下にある、電源ボタンをプッシュ!
(ただしこの時点では、カバーは付いてないし、本体も寝ている:-)
ピーピーピー…。
ん?ピーピーピー?
何だかよくないことが起きているらしい。
モニタにも何も映らない。
こういうときは落ち着いて、再確認だ。
電源ケーブルを引っこ抜き、深呼吸。
CPU、きちんとヒートシンクはロックされている。
(外して確認してもいいが、そういう気力は起きない)
メモリも、正しい向きできちんと装着されている。
ビデオカードも、きちんと装着されている。
最初は入らないだろうから、ハードディスクとCD-ROMドライブのケーブルは外してしまう。
できるだけ、素に近い状態でテストしよう。
AGPスロットに装着されていた、ビデオカードを外す。
ついでに、モニタの接続を内蔵のものに変える。
そして、再度電源オン!
お~BIOSの初期化画面が出るじゃないか。
とすると、CPUやメモリ周りには異常がないことがわかる。
電源ケーブルを抜き、改めてビデオカードを装着し、モニタの接続を変える。
電源オン!
ピーピーピー…。
ダメじゃん。
もしかして不良品?
なんて早合点してはいけない。
ビデオカードに、内部配線用の電源ケーブルが付属していたのを思い出した。
そういえば、最近のビデオカードは電気食いだよなぁ。
マニュアルなんかろくに見ない私なので、差せば動く!程度の認識しかない。
また電源ケーブルを抜き、ビデオカード上にある電源コネクタに、配線する。
電源オン!
鳴らない。しかも、BIOSの初期化画面が出るじゃないか!
そっか~、何かを警告していたのかな?
AGPスロットの電圧異常?装着デバイスの異常?
よくわからないが、とにかくマシンが起動することはわかった!
電源を落とし、ハードディスクやCD-ROMドライブの配線を戻し、再起動。
BIOSの初期化は正常に進む。
CPUの認識、メモリサイズの認識、デバイスもきちんと認識されているようだ。
最後に、ハードディスクからOSをブートしようとしたが失敗して(当たり前)、ほぼ問題ないことを確認。
電源を落とし、外付けのケーブルをすべて外し、前面カバー、本体カバーを装着する。
ちょっと気が早い気もするが、たぶん大丈夫(ヲイヲイ)。
あとはOSなどを入れ込んでいくだけである。
そこでもいろいろあるのだが、もういいでしょう。
ドライバの類も、付属のCDから入れていけばいい。
普通の自作機の話になるので、省略しましょう。
このマシンは、絶好調にやかましい音を立てて動いている。
これについては、別の記事で書くことにする。
つまらん連載と思いつつ、読んでくれた方、ありがとうございました。
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