日経BP健康メールの記事から。気になるオヤジ臭の元を断つには?そういえば、40も過ぎて完全な「オヤジ」の域に達しつつある私も、オヤジ臭のことは知っておかねばなるまい。
ひとついえば、日経BPの記事には少々誤解があるようだ。同記事では、オヤジ臭をいわゆる「ワキガ」というものと、本来のオヤジ臭のふたつとしているが、前者は年齢、性別に関係なくあるものだから、ここでは外しておこう。
そもそもオヤジ臭とは、中年、老人に特有の、あの酸っぱいような臭気のことのようだが、多分そうなのだろう。加齢臭というのが本当らしい。そもそも、老化に従って変化する体質のようなものだから、しのごの言っていても受け入れるしかないのが筋だろうが、今はそうもいかないらしい。何しろ、若い女の子をはじめとする女性に、「くっさ~い!オヤジ、あっち行け!」などと言われてしまうらしい。ナイーブな私なら立ち直れなくなるだろうから、ここは何とか防ぎたいものだ。
そんなの関係ねぇ!という硬派な方は、ここでお引き取り下さい。ここから先は、やはり気になる女性に不快感を与えたくないという、心優しく気の弱い方が読んで下さい。
加齢臭の原因は、皮脂に含まれる「パルミトオレイン酸」というものが分解されてできる、「ノネナール」と呼ばれる物質が原因ということだ。とすれば、この「パルミトオレイン酸」の分泌を抑えるか、あるいは「ノネナール」への分解を抑制すればいい。
原理的には単純で、「パルミトオレイン酸」の量を減らすには、皮脂の分泌そのものを抑える、すなわち脂っこい食事を避けることだ。脂っこい食事を多く採ると、どうしても皮脂の中の脂肪酸の量が多くなる。
次に、「パルミトオレイン酸」を分解させないようにするために、抗酸化力のある栄養素を含む食材を多く摂ることを心掛ける。ビタミンC・E、カロチン、リコピンなどだそうだ。何のことはない、野菜中心、しかも緑黄色野菜だ。
結論から言えば、菜食中心にして、蛋白質は摂っても脂肪は控えるようなメニューがいいということだろう。和食中心の人は、今さら悩む必要はないのだとわかる。かくいう私は和食中心なので、少しはセーフと言うところだろうか?
年頃になった娘に不潔呼ばわりされたくなければ、食生活を見直す必要がありそうだ。それ以前に、酒臭いのを何とかする必要があるかもしれないが。
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