愛用のLet’sNote(CF-Y2DW1AXR)に、HDDの保護機能を付けてみた。以前使っていたDELLのノート機には、HDDにパスワードを設定する機能があり、これを行うことでHDDが外されてしまった際のデータ盗用を防ぐことができた。HDDにパスワードが設定されると、そのパスワードを入力しない限り、認識はされるがデータアクセスはできないHDDができあがる。こういう機能がLet’sNote(CF-Y2DW1AXR)にもないものかと思っていたが、そういう機能が追加されたのは後継機種からであった。残念だと思っていたら、ふと知人からそういう機能があるということを教えてもらい、さっそく実行に移したのであった。
情報の場所は、以下のとおりである。教えてもらったとおりだ。
このページにアクセスすると、「ハードディスク保護機能追加ユーティリティ」のダウンロードページが表示される。ここにある、hdlkset_d20050445.exeをダウンロードする。このとき、表示されているファイル名には一切アンカーが設定されていないので、表示されているページのHTMLソースを表示させ、下の方にあるアンカータグから直接URLを引き出し、ダイレクトにブラウザに入力してファイルをダウンロードする必要がある。アンカータグは存在しているのだが、<a href=…></a>という感じにすぐ閉じているので、リンクが画面に現れないのだ。きちんと作ってくれ、松下!
ダウンロードしたファイルを実行すると、c:\utils\hdlksetというフォルダができあがり、そこにファイルが3つできる。このうち、PDFファイルをよく読んでおこう。一通りの注意事項が書いてある。
EXEファイルを実行する。すると、ハードディスク保護ユーティリティの設定画面になる。設定とは、Let’sNoteのBIOSセットアップに、この機能を追加するかということなので、次津gに進んでいけばプログラムはそのまま終了してしまう。実際の設定は、再起動してBIOSセットアップユーティリティにて行う。
BIOSセットアップユーティリティを呼び出し、「セキュリティ」のページで、必ずスーパバイザパスワードを設定する。このパスワードが、HDDに設定されるので絶対に忘れないこと。このあと、下にあるHDD保護を「有効」に切り替えれば、設定は終わりだ。設定を保存して、BIOSセットアップユーティリティを終了する。
このあと再起動するが、この時点でHDD保護は有効になっている。もちろん、目には見えない。確かめたい場合には、このHDDを外し、別のノートやデスクトップ、USBアタッチメントなどに接続してみればいい。認識はされるが、使用できないはずだ。もちろん、そこまではしないだろうが。
この機能を有効にした場合、修理に出してそのHDDを外して検査するなどという場合に、使用できなくなる。なので、必ず無効にしてから修理に出す必要がある。HDDの換装を行う場合も同様である。ついうっかり忘れがちなので、注意しよう。
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