ココログがけっこう長い間更新できずにいた。そんなに頻繁に更新する質ではないのだが、ネタが出てきたときには停止していた。そういうときに限って停止するものなのだ。ブログ自体は普通に見れたようだが、コメントも書けないし、もちろん記事の追加やアクセス解析も見れない。
いったいどうなっているの~という感じだったが…。
要は、ずいぶんと前から告知されていたシステム更新にトラブルが生じたということか。果たしてこのシステム更新は何が目的だったのか。深夜のパフォーマンスはものすごく悪く、下手すれば投稿が反映されないことも…。そういったスループットの改善に、システム更新があったのかと思われる。個人的には、少し前に始まった無料サービスのような機能を有料サービスにも適用して欲しいという思いがあったが。
よく考えれば、これはおかしなことだ。無料サービスの方が機能が進んでいて、お金を払っている有料会員のサービスの方が遅れている。ソフトウェアの導入にはいろいろと絡む要素が多いから、そう単純にはいかないというのはわかるが、釈然としない思いは残る。
で、今回はこの有料サービスの方がトラブッたわけだが、いささかニフティ側の対応はお粗末に感じる。告知が後手に回っている、ブログ自体は普通に見れるので、コメントなどを書かないと不具合に気が付かない、不具合に気付いても、しれがシステム障害によるものかはわからない。ブログの管理者ではなく、お客さんの側から見れば、何が起こっているの~という感じだろう。
「20060310障害情報報告ブログ」というものができたが、ここに書かれている内容もお粗末な感じだ。身内の事情ばかり書きすぎる。外注だかなんだか知らん業者に「様」付けしたり、データベースのロックなど、素人にはわからん用語をちりばめたり。皆が知りたいのは、今何ができなくなっていて、いつできるようになるか、ということだ。いかにも技術者が書いたものらしく、フレンドリーにはなっていない。
これだけブログサービスを行う業者が乱立した今、月に何百円もとるサービスとして、どういう対応をするかは、チェックさせてもらうつもりだ。機能的にも後れを取っていると感じているし、同じ業者が無料サービスと有料サービスを行い、その構造にいびつさのようなものをうすうす感じている。
ココログは、ブログの老舗ではあるのだから、期待はしている。今回のことを教訓に、よりよいサービス向上に努めて欲しい、とエールを送っておこう。
コメント
ココログには、長きに渡って教えてもらったことが多いです。類のないときから行なって類が増えてきた時に多方面で追いつけないというのはよくあること・・・。そのよくあることをクリアしなければならないのは大老舗の厳しさですねぇ・・・。どの業界にもあることで学習になります。