杉のようにすらっと伸びた樹の形にはおよそ不似合いな、白く香りよい花を咲かせる泰山木(大山木、タイサンボク)という樹があります。前から至るところで目にしていましたが、その名を知ったのは初めてです。花を咲かせるのはこの季節ですが、花のないときにはいたって目立たないというか、普通の樹です。
泰山木というからには中国原産のようなイメージですが、原産は北アメリカらしいです。そういえば、身の丈20mにもなろうかという感じは、いかにもアメリカ。いえ、別に確固たる根拠があって言っているわけではありません。
花も大きいです。手のひらくらいはあります。いかにもアメリカって…(以降略)。花糸はピンク色で、南国風のイメージもあります。モクレン科の、そうそういかにもモクレンという感じです。庭木で植えているケースが多いみたいですから、近くで探せばきっと見つかるはず。
コメント
こわいくらいに、大きいですよねぇ・・。アマゾンの花?と思えるくらい・・・色が白くなかったら・・・・。
色が白でなければ、それはもはや食虫植物か、あるいは食人花か…。闇夜に浮かぶ大きな白い花、それはとても艶めかしいのですが…。結局同じ意味かしら?