この数日、ココログの管理ページにアクセスしようとしてもできなかったので、ココログのトップページを見てみたら…。なんとメンテナンス中というではないですか!しかも53時間…。この53という中途半端な数字のことはさておき、5日から7日の午後まで、ココログの管理ページにアクセスできない状態は続いたのである。もちろん、投稿はできないし、アクセス状況を見ることはできないし、こともあろうにコメント投稿もできなかったのである。
で、調べてみたら確かに管理ページトップに告知はあったようだ。だが、私のようにノートPCユーザが管理ページにログインしたまま何日も使い続けるということはあるわけで、トップページを見なければわからない情報など、この場合は意味がないのだ。せめて、メールで知らせるとかの処置は必要だったのではないだろうか?
告知の方法はともかく、53時間という長いメンテナンス時間はどうか。53時間といえば、丸2日を超えている時間である。丸2日以上、投稿はできないのである。たいしたネタを書いているわけじゃないだろといわれればそれまでだが、書いている内容の問題ではなく、サービスの責任の問題なのだ。私は「プラス」という有料サービスの会員だが、高機能な無料ブログサービスがたくさん出てきている今、あえて料金を払ってまで「人並み」のサービスを使い続けることに意義があるかという疑問を持ち始めているのだ。
結局、信じられないことが起きる。メンテナンスは失敗に終わり、元の状態に戻したというのだ。この報告を読んだときに、正直、信じられないと思った。こんなお粗末なことが今時、しかも老舗の一流プロバイダで起きるとは、信じられなかったのである。元の状態には戻っているとか言うが、これは元通りとは言えないのではないだろうか?すべての有料ユーザがこの3日間の投稿を規制されていたわけだし、コメントもトラックバックも投稿できなかったのである。いわば、失われた3日間ということになるが、このへんの具体的な責任を、ニフティはどのように考えているのだろうか?
電話だろうが、インターネット回線だろうが、不通時間があればその分を料金から差し引くということぐらいするのである。閲覧は自由にできました、という言い訳は通用しないだろう。閲覧は、サービスを利用しているのではないからである。サービスを利用するとは、記事を投稿したりする行為を指すからだ。メンテナンスが成功裏に終わったならともかく、結局何もなしえなかったのだ。
結果的には、お粗末、それも技術的にも、対外的な対応としてもお粗末、としか言えない状況になった。美辞麗句を並べ立てて、慇懃無礼にお詫びを書いてそれで済むと思っているな状況では、真にユーザーのことを考えているとは言えまい。奇しくもニフティは今月、株式の上場を果たした。その一発目がこれでは、株価も下がりまくろうが…。株価より下がることが怖いものがある。
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