首都圏限定の話題でスマン。首都圏私鉄やバス、JRでも利用できるICカード乗車券、パスモ(PASMO)が好評に付き品切れ、8月まで定期券以外受け付けないということだそうだ。3月中旬にサービスを開始、1ヶ月も経つし落ち着いたかなということでいよいよサービスを申し込もうと思っていた矢先の話だ。いったいどうなっとるんじゃ!というわけで…。
話によれば、300万枚をすでに発行し、残り100万枚になり追加を発注したが、納期が8月になるそうだ。問題になっているのは、年間の発行枚数の見積もりの甘さと言われているが、それよりも初動を見ての追加発注の必要性からカードメーカーに何らかの対応を早期に打診できなかったかということだ。これほどの人気になるなら、最初の一週間で今後の動きを予想し、早めに手を打てたような気もするのだが、最初よくてもいきなり失速するということもあるから、1ヶ月は様子を見ようという心理はわかる。
パスモという会社は、社名が変わるまではパスネット何とかという会社だったそうだ。パスネットというのは、これも首都圏限定だが、私鉄で利用できるプリペイドカードのことで、何のことはない、パスネットの会社がパスモの会社に変わっただけのことだ。どうりで、3月になってから売店でパスネットを買いにくくなったのは、パスネットの製造を絞り、パスモへの移行を促す意図もあったのだな、と思う。それがこのザマでは、目論見が優先し実業が後手に回ったと言われても仕方ないな。
で、代替手段はないのかということだが、JR東日本のSuicaがパスモと同じように使えるので、そっちを使ってもいいのだが、私はJRを年に数回しか使わないというレアユーザーな為、いろいろ不便そうだ。パスモの場合、たとえば東急の発行しているクレジットカードと連動し、ポイントを溜めるなどということができる。携帯電話におサイフケータイの機能もあるが、これもSuicaと事情は同じである。いずれにしろ、私鉄しか使わないユーザーには、Suicaはあまり魅力的に映らないのである。
だからこそ、何をやっとるんじゃ!ということになる。私は定期券を使わないので、8月まではパスネットで凌ぐわけだが、もしかしたらパスネットも不足気味、ということにはならんだろうな?ただ予想なのだが、実際には8月まで待たずに発行受付再開、ということになる可能性が高い。こんな状況を見逃すはずがない、作り手にとってはビジネスチャンスだからだ。
コメント
すべってますよね。(文句ではありません。)
不具合も定期券購入のトラブルも簡単にいう・・ゆるいんでしょうねぇ・・読めないんでございましょうねぇ(ひそひそ)天下ったりはしてませんよね。やる気つうものが感じられまへん・・。
売れすぎて品薄になったんだから、「何が悪い!」ということなんでしょうな。余ったならまだしも、売れたんだから何が悪いの?という論理だと思いますが、こういうところは余って赤字になっても「何が悪い!」と居直るんですよねぇ。ちなみに社長さんは天下りではないです。東武鉄道の元偉いさんです。仲間で作った会社だから皆身内です。