1週間おきに出向いている神奈川県立自然保護センターですが、そのわずかの間にずいぶんと生き物が変化しています。今回は夏らしい気候にようやくなったということで、いろいろな生き物に逢うことができました。さっそく紹介しましょう。
産卵中のコシアキトンボとコウボネのつぼみ。腰のあたりが白く空いているように見えるから、このような名前なのだそう。
渡り橋の上で休むオニヤンマ。大型のトンボは威厳があります。
ショウジョウトンボと思われるトンボ。お腹に模様がなく少し大きいトンボです。ショウジョウとは、伝説上の怪物「猩猩」の髪の毛の色から来ているとか。
ノシメトンボ。ノシメとは「熨斗目」と書くそうで、脇腹に熨斗のような模様が出るからこのような名前だとか。
マツアナアキゾウムシというゾウムシの仲間です。泥でも付いているのかしらと思いますが、れっきとした模様です。
ミヤマアカネ。羽根の模様が、先端部ではなく途中に付いているのでよくわかります。
オオモンクロベッコウ。ベッコウ蜂の仲間ですが、お腹の脇のオレンジの紋がよく目立ちます。
ハンミョウ。相変わらず色鮮やかな昆虫です。ちょっと脅かすと、翅を出して飛んで逃げます。
ウスバカゲロウ。おなじみアリジゴクの親です。ウスバ、カゲロウです。翅の先の白い紋は、光の加減ではありません。
ウスバキトンボ。名前の通り、淡い黄色をしたトンボです。飛ぶ力がすごく強く低地ではあまり見掛けないそうなので、会えたのはラッキーかも?
おなじみニイニイゼミです。あの甲高い声は、どこで鳴いているのかわかりにくいですね。
ジャコウアゲハ。後翅の紋が特徴的です。この超は体内に毒を持っていますが、その毒が麝香のような匂いがするので、こういう名前だそうです。
夏の昆虫の定番のひとつ、クワガタムシです。これは多分、ノコギリクワガタかミヤマクワガタの雌と思われますが、どうでしょうか?昼間から、樹液に貼り付いていました。
そして、夏の昆虫の王者、カブトムシです。このブログに今まで出てこなかったのが不思議です。
2時間も歩けば、これだけの昆虫に会えます。ほかにも定番の昆虫もぞろぞろ。今回はこのへんで。
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