【おでかけ】梅雨のさなかに鎌倉散策(3)—鎌倉大仏に会って鶴岡八幡宮へと方針なき旅

梅雨のまっただ中の6月23日、何を思い立ったか鎌倉散策に行ってきました。今日は第3回目(最終回)です。第2回目の記事はこちら。

【おでかけ】梅雨のさなかに鎌倉散策(2)—光則寺は花木好きにはたまらない!

前回は、意外にも(と言いましたら失礼な)見どころ満載であった光則寺を紹介しました。今回は、そこからさらに足を延ばして高徳院大仏、そして鎌倉駅方面に進んでやっぱりここをお参りしなきゃ鎌倉行った意味ねぇべよ的な鶴岡八幡宮でこの連載を閉じたいと思います。

高徳院(石碑)(Kotokuin Temple, Kamakura, Japan)
小さめの写真Flickr Icon

光則寺から県道32号線を北上することしばし、観光会館のあたりで高徳院に到着します。歩道は狭いし、団体さんは多いしで、進むのは結構大変です。実は、この時点で正午を過ぎていて、お腹も空いたねという話になっていたのですが、もはや時遅し。少ない飲食店は、どこも満員、待ち行列がずらっとできてしまっています。

空いているのは、どこにでもありそうな中華料理店や食堂のみという感じ。せっかくだから鎌倉っぽいもの(どんなだ)を食べたいねぇ、と彷徨っていましたら結局食事にありつけたのは2時半も過ぎた頃でした。

鎌倉大仏殿高徳院

高徳院と言えば、小学生の頃に一回来たか?来なかったか?と言うほどの場所。遠足で来たのならバスだろうし、そのバスはどこに停まったのかしら?と少々不思議ではありましたが。

拝観料は大人200円也。いつも思い出すのが、猫十字社の「黒のもんもん組」に出てくる奈良の大仏(先輩)と鎌倉の大仏(後輩)ですね。「鎌倉の部屋 無断で入った人、拝観料を払いなさい」がよいです。余談でした。

ここはアングル的に一種の撮影スポット。人が絶えません。

高徳院(石碑)(Kotokuin Temple, Kamakura, Japan)
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鎌倉大仏は、阿弥陀如来像です。ちなみに高徳院は浄土宗の寺院ということ。

高徳院(大仏)(Kotokuin Temple, Kamakura, Japan)
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高徳院(大仏)(Kotokuin Temple, Kamakura, Japan)
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渋いローアングルからの大仏様です。見上げるばかりの大男とはこのこと。

高徳院(大仏)(Great Buddha, Kotokuin Temple, Kamakura, Japan)
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大仏様の後ろ姿は、何かに似ていると思いませんか?

高徳院(大仏)(Back of Great Buddha, Kotokuin Temple, Kamakura, Japan)
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ここは札所23番ともなっております。流石に、念仏を唱えなされ、とは言われません。すいません、これも余談でした。

高徳院(札所)(Kotokuin Temple, Kamakura, Japan)
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鎌倉駅には、バスで移動しようということになりました。それがこのバス、りんどう号。鎌倉駅まで直行します。でも1時間に1本ほどしか便がない特別なバスです。さすが観光地。

りんどう号(京浜急行)(Rindogo Bus, Keikyu)
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案の定というか、鎌倉駅にアプローチする県道311号線は渋滞しており、思ったより時間がかかってしまいました。とにかく時間がかかったのが今回の特徴。早め、早めの行動が何より重要、と思い直したことはいうまでもありません。

鶴岡八幡宮

鎌倉駅からは若宮大路を通って進むことにしました。桜の季節には、さぞ見栄えがすると思われますが、近づくのが怖いですね。花見のためにゴザ(ビニールシート?)を引く強者がいるんだろうかという話になりました。

鶴岡八幡宮(若宮大路入口)(Approach to Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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大鳥居に到着。写真を撮るのも難しいほどの人と車です。大鳥居を入って気付きましたが、こちらには拝観料とか入山料とかいうのはないですね。神社で、入るのに料金を徴収するというのはあまり聞いたことがないです。とはいえ、伊香保の水沢寺は入山料など取りません。やっぱり、場所によるのでしょうか?

鶴岡八幡宮(Tsuruoka Hachimangu ShrinJapane, Kamakura, )
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源平橋を跨ぐ太鼓橋は、残念ながら補修中でした。渡れません。

鶴岡八幡宮(太鼓橋)(Bridge, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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源平池。最初、源氏池と平家池と思いましたが、源平池なのですね。一面のハスの葉。こっちは、喫茶のある側です。スッポンに注意、という警告が。スッポン、いるんですか。

鶴岡八幡宮(源平池)(Genpeiike pond, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Japan, Kamakura, )
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舞殿。結婚式を挙げるならここ、ということでしょうか。でも衆目の監視の下、という感じですねぇ。落ち着かないかも。

鶴岡八幡宮(舞殿)(Maiden, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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現政権に移行後、謎の倒壊となった大銀杏の木です。脇には、「がんばれ 大イチョウ」の立て札が。頑張れるのかな〜とか思いましたが、よく見ると真ん中あたりに葉が出ています。こうなると、頑張れ〜という気持ちになりますね。

鶴岡八幡宮(大銀杏)(Big ginkgo, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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こちらもすごい人出ですが、長谷寺ほどではないです。

鶴岡八幡宮(本殿を見上げる)(To main palace, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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しっかりとお参り。順番待ちせずにどんどんお参り下さいませ〜という感じです。お賽銭も投げ入れます。

鶴岡八幡宮(本殿)(Main palace, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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本殿から海の方を眺めました。曇り空ですが、少し青の濃い部分は海かしら、と勝手に思っています。

鶴岡八幡宮(本殿から海を望む)(To sea shore, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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源平池。八幡宮幼稚園の方です。こっちもびっしりとハスの葉が。向こうに見えるのは弁天様です。つくづくこのあたりは弁天様に縁があります。

鶴岡八幡宮(源平池)(Genpeiike pond, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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こっち側ではカルガモの親子が悠々と。

鶴岡八幡宮のカルガモ(Spotbill duck, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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ハスの花はこれからという感じで、残念でした。

鶴岡八幡宮のハス(Lotus, Tsuruoka Hachimangu Shrine, Kamakura, Japan)
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いやぁ駆け足でした。油断して朝はゆっくり目に出てしまったので、長谷寺着は10時過ぎ。そして光則寺は11時。高徳院は12時とコンスタントでしたが、鎌倉駅は2時、小町通りで食事、八幡宮へは3時過ぎ。帰路についたのは4時、七里ヶ浜の駐車場に戻ったのは5時過ぎと、いつもならあり得ないほどの時間のかけ方でした。

でもまぁ、たまにはこういうのもいいものですね。明らかな観光地をガイドも下調べもなしに右往左往するというのも。天気が今ひとつだったのが残念でしたが。今度は、もっと早く時間を繰り上げて、さくさく回る旅を実践してみたいと思います。

コメント

  1. 小鉄 より:

    こんにちは。お疲れ様でした。
    鎌倉は6月が1年で一番の人出だそうですよ。私も鎌倉見物を計画したんですが、人人人、を想像しただけで挫折しました[E:coldsweats01] 花木好きには堪らない季節なんですけどねぇ。
    源平池のハスの花、蕾が膨らんでいますねー。鎌倉熱が再燃してきました。でも、ハスは朝じゃないとなーと思うと、意気消沈[E:down]

  2. なおさん より:

    小鉄さん、こんにちは。
    鎌倉は6月がすごいって、そうでしたか。ろくに調べもしないと、そんなことも知らずに戦場に討ち入ることになるのですね。ということは他の季節はもうちょっとマシになると言うことですね。
    ハスの花は惜しかったです。開いたのを見てみたいという気も。次回に行くならこのへんを拠点に、北鎌倉方面を攻めてみたいです。