秋の気配を感じ始めているということで、定番の神奈川県立自然保護センターに行ってきた。今回も、そこで見つけた生き物を紹介したいが、わずか2時間ほどいただけの割には少々量が多いので小分けにしていきたい。今回は、昆虫編である。
最初は、ここでは初めて見たヤマトタマムシ、いわゆるタマムシである。相変わらずきれいな虫である。ある本では、森の宝物と書かれていたが、納得できる。
ミヤマアカネ。ふだんは水辺の低木に留まったりしているのだが、今回は石畳の上を行ったり来たりしていた。しかも、写真のように尾を立てて留まるポーズ。これはどういう意味なのだろうか。
セスジツユムシ。よく見ると片足がない。誰かが足を持って捕まえようとしたか、他の動物にやられたか。
これは珍しくも何ともないマメコガネ。いろんな草を食べ荒らすのだが、よく雄と雌がおんぶした格好になっているのを見かける。
これもここでは珍しくないオオシオカラトンボ。6月から出始めて9月頃までいることになる。ただし、9月ともなれば残っているのは雄ばかりだ。
こちらはシオカラトンボ。ツーショットである。こちらも、雄ばかりが残っている。
トンボが続く。ハグロトンボで、これもここではおなじみのトンボだ。ひらひらと蝶のように飛ぶ。
さらにトンボが続く。ウスバキトンボで、これもここではおなじみだ。
キマダラセセリ。羽を広げると濃い黄色が目立つので、イチモンジセセリなどと区別できる。
オオカマキリ。今年はカマキリ見ないね~などと言っていたら出くわした。戦闘意欲満々であった。
クルマバッタである。脅かして飛ばせると、羽の模様でわかる。
ツクツクホウシ。こういうところのセミは敏感で、近づくとすぐに逃げてしまう。ふだんの音量が関係しているようだ。
大型のバッタ、ショウリョウバッタである。緑バージョン、茶色バージョンなどあるが、これはハイブリッドタイプだ。なかなかどうして立派である。
ケシの花の蜜を吸うヒメアカタテハ。けっこう素早いが、ちょうど目の前に来たところを撮らせてもらった。
トンボに戻る。ヤマサナエである。珍しいものを見てしまったな、という感じだ。
よく見たら、まだ写真があったので次回にパート2を行ってみる。
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