「年金個人情報提供サービス」に申し込む

あれほど騒がれて問題になっていたのに、最近はおとなしくなってしまったのが年金の話である。テレビや新聞が騒がなくなると、問題がなくなってしまったかのように錯覚するが、実際には問題はなくなっていないし、世間の関心が薄くなったらなったで問題が先送りされるだけのような気もする。

ということで、せめて自身の状況だけは今さらながら知っておこうというわけで、社会保険庁の「年金個人情報情報サービス」に申し込み、Webで状況を確認できるようにしてみた。

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申し込みは、社会保険庁のWebサイトから簡単にできる。

リンク: 社会保険庁:年金個人情報提供サービス(ユーザID・パスワード)

このページから飛べる申し込みページに基礎年金番号などの個人情報を入力してやれば、2週間ほどでIDとパスワードが書面で通知されることになっている。基礎年金番号は、年金手帳に記載されている。申し込み自体は簡単なので、これで通知を待つことにする。

待つこと2週間、黄色い封書が届く。「親展」とだけ書かれたこの封筒、妙に素っ気ないなぁ、と思うのだが何が入っているか書かれていては、非常に危険だ(裏面を見れば想像もつてしまうが)。

さて、開封してみると、なんたることか、IDとパスワードの発行ができない旨書いてある。事由は、どうやら住所の不一致らしい。要するに、現住所と異なるもの(たいていは転居前とか)が社会保険庁に登録されているらしい。転居の届けは勤務先に出しているが、それを以て年金の情報も更新されなかったと言うことか(ちなみに厚生年金)。これはさっそく、勤務先にて確認しなければなるまい。

それにしても、こういった大事なことが、本人があまり関わらないところで行われている(たとえば、勤務先が肩代わりしてくれる)のも、怖いものだ。こういったことが、自分自身で把握、登録・更新などできるようになっていれば、自身の問題としてしっかり把握・管理しようという機運も出てきそうなものだが。

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