休日のボランティア清掃

抜けるような青空の今日、子供の通う小学校などが主宰する、ボランティア清掃に参加する。近くの公園に集合し、学校までの通学路を中心に、ゴミなどを拾おうというものだ。毎年やっているが、参加したのは2, 3年ぶりなような気がする。

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前に参加したときは、このブログでも書いたような気がするが、植え込みにねじ込んだ空き缶や、地面にねじ込んだタバコの吸い殻などが多く、イヤになったのを覚えている。それに引き替え今回は、思ったほどにゴミもなく、正直物足りない、というかそんなことを言ってはいけないのだが、皆が袋の下の方にだけゴミを集めた程度なのであった。

毎年やっていれば、ゴミの滞留は1年分だし、参加人数も増えているそうなので、歩く位置によってはすでに回収され、ぺんぺん草一本生えていない状況にもなりかねない。それ以前に、ゴミをそのへんに捨てるのは恥ずかしいことだと、そんな意識が芽生えているとしたらうれしいことだ。

余談になるが、最近は歩きタバコをする人間が最後にその吸い殻をどうするのかな、というのを見る機会がある。全面禁煙の駅に灰皿があるケースはないし、あるとしたらコンビニ、たばこ屋の前、くらいだろうか。先日も、目の前を歩いていた男が駅に近づくにつれ、周りを気にしだしたのでどうするのかと思ったら、いきなり植え込みの脇に入り、地面に吸い殻をねじ込み、そのまま出てきたのを目撃してしまった。周囲を気にしたり、隠れて捨てるくらいだから、やましい気持ちがあるのだろう。そんな気になるなら、携帯灰皿のひとつでも持ち歩けば済むのに、と思う。むしろ、路上に捨ててくれた方が、掃除もしやすいだろうに、と思う。

ゴミを拾い集める子供に、「吸い殻ばっかし落ちてるね。」などと言われないようにしなきゃ恥ずかしいなぁ、と思ったイベントであった。

コメント

  1. 野の花 より:

    小学校のボランティア清掃・・・こちらでは「奉仕作業」という古めかしい言葉でしたが、とても懐かしいです。あ!でも、道路を清掃するのはしたことないです。学校内を綺麗にする作業は毎年夏休みにありました。たくさんの保護者と共にゴミを拾いながら歩くのは楽しかったことと思います。しかもすばらしい秋晴れ。ウォーキングかたがたやってみたくなるくらいです(笑)。

  2. なおさん より:

    野の花さん、
    ゴミ拾いは、ゴミが少ないといまいち楽しくなく、ゴミがたくさんあればそれはいいことなのかと、複雑な問題をはらんでいます。笑
    自宅の近所でも、人家や店舗などのない線路脇では、ゴミが散乱しています。そういったところを、ゴミ袋と火バサミを持って掃除するのも、いいかと。
    単にイベントに参加した、という以上の意識を持つことを、校長先生も期待していたのかと。

  3. ぴろろ より:

    なおさん、こんにちは。
    この記事を先週読んで、コメントしたいと思いながら、家事に追われました。遅くなりました。今ごろですみません。
    主人と私は、ゴミを街中に捨てる人が極端に嫌いです。捨てる人の神経がわかりません。主人は喫煙しますが、決して吸殻を灰皿以外には捨てません。徹底しています。もちろん、携帯灰皿はいつも持ち歩いています。定期券を忘れようとも…。
    海外に行くと、街中にゴミがたくさん落ちているのがよく目につきます。イタリアは街が汚かったなとか、イギリスはゴミなんて一つも落ちていなくて気持ちがよかったなとか、そういう印象は残ります。ゴミの面だけの話で、日本は、海外からの旅行者にどういうふうに見られているのでしょうね。最近、平気でゴミが落ちている光景を目にすることが増え、残念に思います。
    清掃活動をされているボランティアの方々の姿を見て、心無い行為をしていた方が目を覚ましてくれるといいのですが…。

  4. なおさん より:

    ぴろろさん、
    いえいえ、遅かろうが早かろうが大歓迎です。
    ゴミをそのへんに捨てる人は、街中がゴミ箱と勘違いされているか、あるいはいつも誰かが替わりにゴミを捨ててくれていた、恵まれた環境で育ったのだと思っています。
    前を走っていた車の窓から、コンビニの袋を放り投げられたときは、私も怒髪天をついてパッシングして文句言おうと追いかけましたが、逃げられるという苦い経験が…。またコンビニの前に置きざられたおでんの空き容器とか、なにをか言わんやですよね。
    ですが一番許せないのは人の家(敷地内)で弁当を食ってそのゴミを放置していく奴や、敷地内のゴミ捨て場に通りがかりに何でも捨てていく奴です。車内に空き缶を置いて下りる奴や、たぶんきっと誰かがやってくれるさといった、おめでたい思考回路なんでしょうね。
    まずは自分から。気を付けたいと思っています。