Windows XPを使っていたときから気になっていたことがある。ログオンして使い始めようとすると、タスクトレイ(画面右下の小さなアイコンが集まっている部分)に出ているアイコンの数が少なかったり、欠けていたりするのだ。たいていは出ていないだけで問題にならないが、たまにはここにアイコンがないと困ることもあるし、気持ち悪い。これはVistaになっても変わらなかったが、果たして何が原因なんだろうと思っていたら、今日その謎が解けた。
以前に、Norton Internet SecurityをXPに入れたときにこの症状が出始めたので、最初はNortonのせいかと思ったのだ。それでシマンテックのサポートサイトなどを見たが、自動起動しないようにしろとか非現実的なことばかり書いてあったので、呆れてそのままにしてあったのだ。
わかっていたのは、ログオン時にディスクアクセスが激しく、準備完了までに時間がかかる場合に、このようになることだ。なので、ログオン前にディスクアクセスがほぼゼロになるまで放置してからログオンすると、すんなり準備完了になり、アイコンがキレイにタスクトレイに並ぶ。
だがログオン時に、そんな悠長なことは言っていられないときがある。そこで改めてネット検索してみたら、こんなページを見つけた。
リンク: タスクトレイにアイコンの一部しか出ないときと全部出るときがあります。対処法を… – Yahoo!知恵袋
3年ほど前の情報だが、そうだったのか!と思わずヒザをついた。なんとも、タスクトレイにアイコンを登録する際、4秒反応がないと登録を無効にしてしまう仕様だったとは…。ベストアンサーの人が書いているように、背景が理解できない仕様である。せめて、タイムアウトまでの時間をレジストリで設定できないものか…。とふつうなら思うが、ここにはそこまでの回答はなかった。それにしても、XPで不評(?)の仕様がVistaにまで引き継がれていたとは…。
できることは、ログオン後の自動起動プログラムをできるだけ減らすこと、遅延スタートを指定すること、スタートアップの余計なプログラムを無効化することだ(調べてみると、実に無駄そうなプログラムが多数登録されていて愕然とする)。メモリも食うだろうし、いっちょう掃除にでも励んでみようかと思った、今回の記事であった。
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