死を招くソース(2)

デスソースの紹介をしたまま、だいぶ時間が経ってしまった。いや、決してびびっていたわけではないのだ。単に機会がなかっただけで…(及び腰)。だが、意を決してこのあいだの休みに試してみたので、その結果をちょっとだけ書いてみたい。

Deathsauce_05

試したのは、MILDとされる「JALAPENO」とHOTとされる「ORIGINAL」だ。辛みのレベル1とレベル2を試してみた。

「JALAPENO」は、MILDとされるだけあって、辛みがそれほどでもない(家人は、十分に辛い、と言うが)。だが、キャップを開けて臭いをかぐと、鼻の奥が痛くなるような、そんな感じがする。香りは、やはりトウガラシである。テキーラが入っているので、その香りもあるようだ。

「JALAPENO」は、酢をはじめとする酸味のある成分がないので、トマト系とぶつかることもないだろうということで、「サルサソース」に加えてみた。これにより、マイルドなサルサソースに辛みが加わり、よい感じになる。そのままタコスやクラッカーでいただくとよい。チーズにも合うようだ。

「ORIGINAL」は、けっこう辛い。ちょっと舐めてみると、みるみるうちに目の周囲が赤くなるようだ。また、動悸も上がるようだ。心臓の弱い人には危険、というのがわかるような気がする。「JALAPENO」がハラペーニョを使っているのに対して、「ORIGINAL」以降はハバネロを使っているので、辛さのレベルがぐんと上がる。こちらの隠し味はライム果汁である。

「ORIGINAL」はライム果汁を使っているとなれば酸味があるだろうということで、単独で用いることを考えた。たまたま焼き鳥があったので、それに付けて食したところ、かなりいける。七味の代わりに,ということになるのだが、辛みが段違いということのほかに、やはりソースとしての味が加わって、鳥の脂とマッチする。だが、ちょっとつけただけで十分に辛いので、直接かけずに、皿にとったものにちょっとだけ付けて食べるのがよいようだ。

冒頭の写真のとおり、減り具合が全然違う。「JALAPENO」はこのままいけばすぐになくなってしまいそうな感じだが、「ORIGINAL」の減りは鈍い。というか減らない。

気を付けたいのは、タバスコのように振って出すのではなく、そのまま出てくるので、出し過ぎに注意したい。特に、料理に直接かけるときには注意したい。最悪の場合、激辛何とかと化し、汗と涙と鼻水とよだれと、ありとあらゆる水分を放出しながら食すことになり、さらに悪い場合、通過地点に壊滅的な被害を残して行く可能性がある。特に出口付近の被害が深刻になるようだ。レベル3以上に進むには、しっかりと注意したい。

コメント

  1. 7 より:

    命がけのレポ(笑 拝見しました。
    私も古傷が良くなったら、いつかチャレンジしたい!
    その日が来るまでは先人の方のレポを読んで溜飲を下げ、
    気持ちだけでも満足させたいと思ってるので、
    次のレポも楽しみにしております!

  2. なおさん より:

    7さん、はじめまして。
    古傷とは、内臓系でしょうか?
    そうですね、きっとそうに違いありません。
    傷が癒えたら、どうぞお仲間になってもらえればと思います。