横浜市の「市民の森」を紹介するシリーズ、今回は6/27に赴いた「瀬上市民の森」を紹介したい。この森は、以前にも紹介した「氷取沢市民の森」「金沢市民の森」に隣接し、広大な森林公園を形成している。
以下は紹介ページと散策マップ。
これは円海山周辺マップ(PDF)。A2とかという標識は、このPDFを見ながらだと場所がイメージしやすいかも。
撮影:キヤノンEOS 40D+キヤノンEOSS Kiss X2+キヤノンEF-S 60mm F2.8 MACRO+タムロンA20E(28-300mm F3.5-5.6)
この日は、気温が30度を超すという、梅雨のまっただ中ながら絶好の撮影日和となった。車で「金沢自然公園高速側駐車場」まで行ったので、「瀬上市民の森」までは「氷取沢市民の森」を経由して進むことになる。「氷取沢市民の森」については紹介済みなので、別の機会に主な写真だけ紹介したい。
まずは「いっしんどう広場」(A2)まで到達した。ちなみに、ここしばらくはEOS Kiss X2にA20Eを装着した組み合わせである。
「いっしんどう広場」から、外縁部をA1地点に向かって進む。このあたりは、無線の中継局が多い。以前は、NHK-FM横浜放送局、FM横浜などの送信塔を紹介したが、こっちは携帯電話の中継局などがある。
今は亡き「ツーカーセルラー」。ブランドはなくなっても、会社としては残っているのだ。
そうこうしている間に、A1地点に到着する。A2地点のような標識はなく、木製の看板にトイレのマークとともに彫り込んである。ちなみにここにはトイレはなく、A2地点にある。
尾根沿いの道は、あたりを一望できる。これから向かおうとする「瀬上市民の森」を眺める。
ゲートの表札が削られていたが、某政府機関の中継塔もある。
E1地点を目指して進む。このへんは、住宅地との境界なので、道が舗装されている。
ようやく生き物登場。「ホソハリカメムシ」。「ホソヘリカメムシ」というまったく形の違うカメムシもいる。
「ネムノキ」。このもこもこの花は初夏独特のものだ。この花がマメ科だということを知らない人は多いようだ。
「オカトラノオ」。この花は、EOS 40Dとマクロレンズの組み合わせでも撮ってみた。ディテールの違いをどうぞ。
E1地点に到着。木で隠れて見えないが、「道場丸広場」と書かれている方向に向かう。
いつもの風景になってきた。
ここでヤマカガシのお出迎え。いきなり目の前を横切っていったので、ピンボケになってしまった。毒蛇なので注意。
緑深い中に入っていく。
このあたり、アジサイがよく植えられている。自生ではないと思うが…。
看板が壊れていてよくわからなかったが、「道場丸広場」(E2)。「瀬上市民の森」全般に言えるのだが、あまり休憩所で休憩している人を見かけない。
先ほどの「某政府機関」の中継塔が見える。
広葉樹の太い木の中を縫って歩く。
緑が濃くなる。シダが繁る湿った空気の中を進む。
足場は、こんな感じである。
「池の下広場」(E3)に到着。一面のアジサイが目を惹く。
今回は、ここまで。次回は、川沿いを歩く旅である。
コメント
いつかきっと登場するのではないかと思っていたヘビ。いきなりの登場に驚きました。カメラのブレも臨場感をよく伝えていますね。夏の初め、緑の中ではヘビがどこに潜んでいるかわかりません。森の小道は人間だけのものではありません。充分ご注意くださいね。
野の花さん、
夏の山で注意するのは、毒蛇、毒蜂、蛭、などでしょうか。さすがに、イノシシには出くわしたことはないですが、鹿や猿は見たことがあります。警戒させないのが一番です。
そうですよね。山歩きには危険な遭遇もありますよね。どこだか忘れましたが、熊が頻回に出没しているとか。熊との遭遇は恐怖の極みでしょうね。逃げても無駄だし、私ならすぐに挙動不審になってしまうでしょう。
野の花さん、
幸い熊はいませんが、イノシシはいるようで、これは怖いです。
下手に動いて刺激しないのが一番ですが、それでも向かってきたら…、諦めますね。
イノシシ!確かに恐ろしい動物ですね。何年か前に星が美しく見えるという「星上山スターパーク」という所に夜ドライブしたのですが、細い道の脇に大きな、獰猛そうなイノシシがいたのです。ライトの光を受けて、目が光っているのがわかるほどの至近距離を通りました。帰る時も必ずその道を通らなくてはなりません。どんなに恐怖におののきながら通ったか・・・。真夜中に走行中、イノシシが車に体当たりして来て、車が大破し買い替えたという人も知っています。闘牛の角のようなあの牙!イノシシ、あなどれませんね。
野の花さん、
イノシシは体験したわけではないですが、侮れないでしょうね。以前、犬に体当たりされたときは、ボディが大きく凹みましたから、イノシシが全力でぶつかってきたら…。