IKEAで家具探しパート2

以前に、転居する家人のために家具を調達したIKEA（イケア）に、再度訪れた。今回も、家人のための家具の調達が目的である。だがそれに加えて、ビュッフェスタイルのカフェで昼食を採りたいとか、キッチン用品やリネン類など、調達したいということもあって一家で出掛けたのであった。

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10時頃に出発し、10時半頃に着けばいいやと思っていたのだが（前に行ったときは、それで十分だった）、いきなり駐車場が満車、エスカレーターは長蛇の列、ショールームに入ってみれば人がわんさかと、このあいだとは打って変わった状況にびっくりした。果たしてこの原因は何なのだろう、という会話がしばらく続いた。

私の情報によると、IKEAは前回訪問した直後に、多くの商品を値下げした。これは、日経新聞などでも記事になったので、大きな告知効果があったはずだ。実際、1万5千円のベッドフレームが、1万円になっている。2/3だ。これは安い、ただでさえ安いのが、もっと安くなったのだ。これだけでも人が殺到する要因となる。

次は、ポストに投げ込まれていたカタログだ。無造作に、カタログだけ放り込んであった。まさか、以前に購入した客のデータベースを元に、1件1件放り込んでいるとは思えない。他の家への聞き込みを行ったわけではないが、無差別なポスティングと思われる。これにより、IKEAの存在を知った人、安いアイテムに目星を付けた人、多くいると思われる。

さらに気付いたのが、駐車場に遠方のナンバーが目に付くことだ。横浜ナンバーは当然だが、川崎、品川、湘南などは近い方で、沼津、千葉、浦和、愛知、なにわ、などが目に付いた。要するに、高速道路休日1000円の効果で、遠方からもやってくるのだ。道理で、東海道沿いのナンバーが多いわけだ。東名高速道路でやってきて、横浜青葉インターで降りれば、そこから15分くらいである。これは近いと言わざるを得ないだろう。

というわけで、混雑の中、最低限必要な買い物を済ませ（それでも鬼のように買われた）、昼食でも思ったが案の定ビュッフェは満席で長蛇の列、しようがないので外で食べようとさっさと退散した。ちなみに、カップやディスクを展示してあるコーナーでは、2回も崩落事故が起きた。あたりに響く陶器が割れ飛び散る音。係の人が黙々と片付けるが、落とした当人はそこにはいない。「今日はまたひどいね」とささやかれる声。子供も多い。おそらく、本当にひどかったのだろう。

帰りは、パスタ専門のファミレスで昼食、ホームセンターに寄り、空いている鉢に植える花や木を物色、そして夕飯の買い出しをして帰るという、買い物三昧の一日になってしまった。まぁ、たまにはこんな日もいいだろう。