タマスダレの素顔

カテゴリに「花」と銘打った記事も久しぶりだ。今、住み処は大規模修繕工事で、バルコニーの鉢植えも室内に避難してきているが、それでも回収できずに置き去りの鉢植えもいくつか、…。その中、タマスダレが花を咲かし始めた。

1日目は開きかけ、2日目は開き盛り、そんな感じであった。

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ヒガンバナ科のこの花は、やはりヒガンバナと同じ頃に花を咲かし始める。ヒガンバナの、あの燃えるような赤の中に、清楚なまでの白い花びらを身にまとい、乙女のように控えめに、それでもその存在を遠目にも主張する、タマスダレの花が私は好きだ。

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一晩明ければ、花は開いていた。

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今はまだ1, 2輪。これから、すがすがしいまでの白い花をたくさん楽しませてくれることだろう。

コメント

  1. 野の花 より:

    なおさんのタマスダレに対する表現、すばらしいですね。これはよく縁取りなどに使われている花ですよね。タマスダレという素敵な名だったのですね。名脇役として見ていましたが、なおさんのこの日記で、一気に主役になってしまいました(笑)。

  2. なおさん より:

    野の花さん、
    どうもです。
    そのとおり、縁取りやちょっとした植え込みに使われていますが、花期が短いですね。
    この花を「サフラン」と勘違いしている人もいるのですが、サフランはアヤメ科、タマスダレはヒガンバナ科です。茎の感じは似ていますね。