一昨日予告した、無印良品の火鍋手作りキットを、とても寒い今日に試した。この気温なら、辛い鍋を食べるにはうってつけだ。
キットには、辛い油とスープ、挽肉などが入った仕込み用のものと、春雨、ゴマペーストが付いている。このゴマペーストが、後々効いてくる。
2~3人前なので、大きめの鍋で煮込む。具は、白菜、ネギ、椎茸、舞茸、シメジ、エリンギ、ニラ、豆腐、豚肉、牡蠣、シラタキという豪華版だ。ちなみに牡蠣は、どういうわけか230円でたっぷり売っていたのを衝動買いしたものだ。
一口食べてみる。う~む、これはけっこう辛い。味の素の「麻辣火鍋」とはレベル違いだ。ちょっとだけむせこむ要素がある。だが、「火鍋屋」などのお店で食べるものにはちょっと及ばない。あくまでもファミリー向けか、ちょっと好きな人向け、というレベルである。
この時点で、小学生の息子が果敢に挑戦した。ちょっとむせたものの、そのあとは何事もなかったように食べ続けた。しかも、うまい、うまい、といいながら。う~む、末恐ろしい息子である。やはり、カケスの子はカケス、といったところか(味覚が馬鹿になる前にセーブしなければなるまい)。
ところで、上にも書いたとおり、このキットにはゴマペーストが付いてくる。これは、鍋に最初から入れるものではなく、各自適当にとって、スープで伸ばして使うもののようだ。さっそく、使ってみる。
うむ、担々麺風に、マイルドになり、コクも出る。これはお勧めだ。豚肉との相性もいい。皆でばくばく食べて、あっという間に空になってしまった。恐るべし。ちなみに、辛さの度合いを測る赤い油(麻辣)の度合いは、こんな感じである。素人目には、ちょっとびびる、といったレベルだろうか。
これを、上のゴマペーストに注ぎ、溶いて食べる。くどいようだが、なかなかよい。材料費を抜きにすれば、399円で楽しめるので、休日の晩餐には非常に安上がりである。
最後に春雨だが、これは通常は水で戻して鍋に投入したりするのだが、乾燥したまま投入するように、という指示があった。で、そのとおりに入れてみると、あら不思議、真っ赤になる。つまり、乾燥したまま入れたので、周りの辛いものをすべて吸い込んだ、というわけだ。
今度は、2セット購入し、さらに大がかりに楽しんでみたいと思う。だが、一部、疎外感を味わっている者がいたので、どうやってこっちの世界に引きずり込もうか、思案中である。
コメント
疎外感味わってる方がいるのですか…。可愛いですね!
子供の頃魚介類が苦手で家族とは違うおかずを
作ってもらっていた私(3人兄弟の真ん中)の経験上、
無理矢理食べさせられてたらトラウマになったかもしれないけれど
お蔭様で自分だけ違う(しかも好きな)ものを
作ってもらえてたので、疎外感というより特別扱いしてもらってる
という嬉しさの方がまさっていましたね。
3人兄弟の真ん中ってまわりと違う事を好む傾向がある、
というのも関係しているかもですが。
そんな私も大人になった今では魚介類も大体
食べられるようになったので、
その子も大丈夫ですよ。辛いものは中毒性もあるし(笑
Nさん、
やっぱり、きちんと違うおかず(カレーグラタンとか)出してもらえるので、基本的にはまったく問題ないかと。本人は、私だけ食べれないものをなぜ出すの、と不満顔でしたが(ちなみに普通のキムチ鍋は食べる)。
ちなみに3人姉弟の真ん中で、水を向ければ食べないし、ほっとくといつの間にか食べているという、単なるへそ曲がりのようです(父親の遺伝という説が有力)。
3人兄弟の真ん中は、
その成長過程(上の子程手を掛けられず、
満足する程の親の愛情を受ける前に下の子に
取られてしまったという渇望感?)のゆえ、
天の邪鬼な行動をとって、少しでも気を引きたいという
健気な事をします(泣
反面、やはりその成長過程のゆえ、独立心も旺盛なので、
親からすると「手が掛からず心配いらない子」と
映るかもしれませんが、実は心の底ではずっとその渇望感を
隠して生きています。
なので普段は付かず離れない程度に、
そして時には最高の愛情を示してあげて下さい。(懇願
Nさん、
遅いレスでどうも。
真ん中は難しいなぁ、と感じるこの頃。
私も妻も真ん中のいない上の方だったので、余計かも。
まぁ、できるだけのことは…。