さよなら第三世代iPod

久しぶりのiPodネタです。長い間使ってきた第3世代iPodが、壊れてはいないのですが、もうそろそろ寿命のようです。この頃のiPodは、ハードディスクタイプしかありませんでした。容量の違いで製品を選ぶしかなかったのですが、私は40GBタイプを購入しました。ACアダプタとかすべて一式揃っていたからです。

Ipod_third_01

このiPodは、もう5年も使いました。最初のうちは毎日持ち歩き、車で出掛けるときには必ず持ち歩きました。車にもアタッチメントを付け、カーオーディオで聴けるようにしました。

iPodとおでかけ(1)

もう、音楽の友、という感じだったのですが、さすがに5年も経つとバッテリーがくたってしまうようです。電源のない状態では、数十秒しかもたない状態で、これだと非常に困ります。

バッテリーが保たないと、何が困るか?まずは、持ち歩けないのが困るのですが、何より、PCとデータの同期をとるのに困ります。第3世代iPodは、USBこそ使えますが、充電はFirewire経由でないとできません。私のPCには、MacのインタフェースであるFirewireなんぞ付いていません。

USBとFirewireの二股のケーブルなども買いましたが、いつのまにかうまく動かなくなりました。しまいには、iPodが初期状態に戻ってしまう有様です。まぁ、一回、電車の改札を通るときに落としました。からからからと回って遠ざかるiPodを眺めていましたが、それにもめげず働いてくれました。

iPodをLet’s Noteにつなぐ!

こうなってはどうしようもないので、新しくiPodを買うことにしました。今年は、大きな買い物はしていない(これは個人的なことで、世帯全体では大変なことでしたが)ので、自分へのご褒美ということで、買いましょうと思いました。

自分へのご褒美。ある人と会話していて、こんな発想もあるのだな、と思いました。その人は、自分へのご褒美ということで、オリンパスのデジタルカメラPen E2を買おうと思っていたらしいのですが、子供の養育費に取られてしまってお金がないので、しようがないのでMacbookの古いのを買うということでした(これも泣ける話です)。これは余談ですが、一年一所懸命働いた自分に、少しばかりのプレゼントというのは悪い発想ではないと思うのです(家人に話したら一笑されましたが)。

閑話休題。で、今のiPodですが、第3世代ということもあって、珍しい仕様です。まず、ホイール、ボタンはすべてタッチセンサー式です(プッシュ式ではありません)。ノートPCのホイールパッドに採用されているSynaptics社の技術を使い、プッシュ式ではないタッチ式の軽快なオペレーションを実現しています。

また、写真のように、ボタンに赤色LEDの照明があります。これは第3世代特有の特色で、ドライブ時にはいつも点灯させ、夜間には重宝しました。寝床に持ち込めば、ムーディな雰囲気を演出してくれます。

こういったiPodを手放すのは惜しいので、購入時の箱に入れて、大切にとっておこうかと思います。こうなると、すでに思い出です。

ですが人の心は移ろいやすく、手元には新しいiPodがあるのです。次回は、これについて書くことになるのでしょう。

コメント

  1. 7 より:

    長年使い続けた道具って、
    道具という範疇を越えて、相棒というか、
    愛着が湧くというか、体の一部にさえ感じ、
    言葉に出来ない愛おしさが生まれますね…。
    それとの喪失感たるや…でも同時に、
    それらの感情を持てる人間に生まれた事自体
    嬉しく思います。

  2. kana より:

    こんにちは。
    ipod、自分へのご褒美、そして思い出。
    とても良いお話なのですが、私には画像に写った「岩崎良美 赤と黒」に突っ込まずにはいられませんでした。しかも MY これ!クションって一体…

  3. なおさん より:

    7さん、コメントをありがとうございました。
    いつも肌身離さず持ち歩くものは、まさしく相棒ですね。他には、レッツノートがあるでしょうか。アレも、毎日、起きている間中付き合っているという代物です。
    喪失感とともに、新しい出会いもあるわけで…。

  4. なおさん より:

    kanaさん、コメントをありがとうございました。
    岩崎良美、そこに突っ込まれるとは思いませんでした(まぁ、少し狙ってますが。笑)。
    写真を撮るときに、適当に選曲していましたが、うむ、これだ!と撮りました。笑
    「MYこれ!クション」とはそういう名前のベスとアルバムが、ポニーキャニオンから出ているのです。他にもたくさんありますよ。
    http://naosan.way-nifty.com/blog/2005/06/best_5201.html
    って話が違いますか。

  5. kana より:

    なおさん、やっぱ狙っていたでしょう? 笑
    私は小学生の頃、
    デビュー以来ずっとの岩崎宏美(姉)のファンでしたが、妹のほうはあまり好きではなかった。
    赤と黒、スタンダールを小房で読んで「わけわからんかった」というところにもよるのでしょうが・・・
    >箱に入れて、大切にとっておこうかと思います。こうなると、すでに思い出です。
    ですが人の心は移ろいやすく・・・・
    私は例外的に移ろいやすくない心の持ち主みたいですが、世の中はうつり変り行くみたいで・・・w

  6. なおさん より:

    kanaさん、こんばんは。
    おねぇさんの方も好きなので、今度揃えてみますね。それにしても、本家の「赤と黒」を読んで云々とは、それは逆恨みでは…?
    それはそれとして、移ろいやすくない心の持ち主の方から見れば、私など極度の浮気性でしょうね。