沸かないお風呂とモーター(3)

私は、お風呂掃除のように、確実の成果の得られる作業が好きだ。きれいにしたあとの満足感も大きい。きれいにして、そのまま湧かしたお風呂に入ると格別だ。などとすっかりマイホームパパしているのだが、この日は少し事情が変わっていた。

給湯器の機嫌がよくなったのなら、普通にお湯を入れようと「自動」ボタンを押す。すると、やっぱり651の点滅表示となる。やっぱだめか~と思いつつ、それでもお風呂には入りたいので、シャワーでお湯を溜める。昨日の教訓で、溜める時点で温度を高くしておいた。念のため。

お湯を溜めて、「自動」ボタンを押す。う~む、651になるね。ならば仕方ない。「あつく」ボタンだ。え?今度は651となる。ヤバイ、ここも機能しなくなったかと思いつつ、諦めて湯に入り、何気なく「あつく」ボタンを押してみる。何たることか、今度は熱くなり始めた。

ここで得られる推測は、

  • 「あつく」は機能する余地がある。
  • 人が入っていた方がよい

ということだ。これが意味することは、「あつく」を機能させるためにはすでにお湯が溜まっていなければならず、しかもかなり水位を高くしなければならないということだ。つまり、水圧をかけてやると、「ぼこぼこ」「のあとに正常に機能する。ということは、循環系がうまくいっていないことが推測される。

ということで、この日は終わる。翌日、点検に来てもらえるということなので、仕事に出つつ、結果を待つことにする。

で、結果的には、水を送り出すモーターがへたっているので、交換が必要ということであった。しめて14,000円。大きな出費だが、この正月にお湯が出ない、という事態になるよりはましだろう。夏ならともかく、冬場にお湯がないのは痛手だ。

そもそも、給湯器自体が10年以上の年月を経ているので、こっちもそろそろ交換を考えた方がよいということだ。その費用は、20万~30万。ちょっとやそっとで替えられるものではない。なので、こちらは次に故障したときに考える、ということにした。少なくとも、同じマンションで交換したという話を聞かないからだ。

我が家は、お風呂大好きなのでほぼ毎日入れる。そのために負荷は相当かかったと思うので、他の家よりはくたるのが早いかも知れない。そう思うと、Xデイは近いような気がする。でもまぁ、できるだけ保たせて欲しいというのが人情だが、そうもいかないのが機械というものであろう。

コメント

  1. 野の花 より:

    あわただしい年末に、いろいろと気を揉まれて大変でしたね。普段何気なく入っているお風呂。実はとても大切な生活の一部なのだと思いました。故障して初めて、その必要性が実感出来るのですよね。うちのお風呂も以前突如として不調となり、それこそ何十万円かけて新しい設備を設置してもらったことがあります。年の終わり、ゆっくりとお風呂を楽しめるのは幸せなことですよね。
    来年もよろしくお願いします。良いお年を。

  2. なおさん より:

    野の花さん、コメントをありがとうございました。
    当たり前と思っていたものが使えなくなる、これってすごく大変なことだということを改めて意識しました。
    出先で電池の切れた携帯電話、ネットの使えないPCとか、もはや考えられません。
    こういったインフラの存在をときには意識して、感謝したいものです。
    野の花さんも、よいお年をお迎え下さいませ。こちらこそ、よろしくお願いしますね。