前回は、バージョンアップされたジャストシステムの統合ソフトウェア「JUST Suite 2010」の重要コンポーネントである「ATOK」について書いてみました。今回は、メールソフトである「Shuriken」です。正直な話、この2つくらいしか真剣に使っていません。たまーに「JUST PDF」を使いますが、こっちは中身は変わっていないですしねぇ。
「Shuriken 2010」については、ここを見て下さい。すでに、Shurikenを使ってメールのやり取りをばんばんしています。
こっちも、「Windows 7対応」ということが最初に来るでしょうか。もともとメモリ消費量の大きかったソフトウェアなのですが、何だかメモリ消費量が少なくなった気がします。Vista時代は100MBを使うなどザラだったような気がしますが、1, 2日起動しっぱなしで見てみましたが、50MBほどでした。設計が変わっているのでしょうか?
さて、今回の売りは何でしょうか?けっこう、メールソフトの機能としては行き着くところまで行ってしまっているという感じなので、どこが強化ポイントかを探すのが難しいくらいです。というわけで、上記の製品紹介サイトをちょっと見てみると、こんな感じです。
ほほう!Webメールのアカウントを簡単登録、とあります。これはつまり、Gmailなどの著名なWebメールのアカウントの登録を半自動化してしまうというものですね。たいていは、サーバのホスト名などは決まっているので、プロバイダを指定してやれば、勝手に登録してくれるということなのでしょう。もちろん、メアドやパスワード等の情報は必要です。
さらにほほう!メールに付箋が貼れるとな。メッセージを表示させて右クリック、メニューから「付箋を貼る」を選べばオーケーのようです。
ボックスが開くので、お好みのメッセージを入れられます。
もちろん、一覧を見たり、あとから検索もできますので、どこに付箋を貼っておいたっけ?といったミスも防げます。
さらにさらにほほう!HTMLメールのビューワのレンダリングエンジンにIE(Internet Explorer)が使えるようになったらしいです。ということは、独自のレンダリングエンジンでは対応の難しかったものも、ばっちり表示できるということですね。個人的にはあまり好きではないHTMLメールですが、最近はHTMLで最初から送ってくるところも多いので、そういう意味ではよかったと言えましょう。
これぞ細かなところに手が届く!というのが、迷惑メールのフィルタ機能でしょう。ブラックリストに載っているメールについては、自動的に「既読」にできるようになったようです。これはなかなかグッドです。迷惑メールが自明なメールを、未読のままに残しておくのは気持ち悪いですからね。確か、そんなことを昔の記事で書いた覚えがあります。
迷惑メールフィルタについては、ハイパーリンクを非表示にするなどの細かな心配りもあります。ついうっかりクリックしてしまう、などのミスも防げます。
Windows 7では、着信後にタスクトレイのアイコンが光って、新着メールのあることを目で知らせてくれます。ちょっとカッコイイかも。
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