「神奈川県立自然環境保全センター」の続きです。今回は、お待ちかね(?)の虫などのシリーズです。例によって、虫が苦手な人は、この先に進まないことをお勧めします。
このシリーズの記事は、こちら:初夏の自然環境保全センター(1)―お花とか(1) 初夏の自然環境保全センター(2)―お花とか(2) 初夏の自然環境保全センター(3)―お花とか(3)
「自然環境保全センター」の紹介は、こちら。
撮影は、キヤノンEOS 40D+キヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USMと、パナソニックDMC-TZ10で行いました。
研究棟脇の水槽には、マツモムシがいます。これでもカメムシの仲間で、背面泳ぎが得意。気配を察するとさっと潜ってしまいます。
湿地には、いろんな水生昆虫がいます。こいつはオオアメンボ。こう見えても、その名のとおりけっこう大きいのです。
アメンボに混じって、やたら大きいのが徘徊していると思いましたら、スジブトハシリグモでした。まさに水上のマッチョマンという感じです。だけどこいつ、アメンボには見向きもしないんです。
トンボがたくさん。ギンヤンマが爽快に飛び回っていましたが、残念ながらショットを押さえることはできず。彼は、滅多にとまりませんからね。で、これはヤマサナエです。
おなじみのオオシオカラトンボ。よせばいいのに目の前に来てポーズをとります。本気で捕まえようとしたら、入れ食いです。
蝶々もたくさんいます。スジグロシロチョウ。モンシロチョウに比べると黒いスジが目立ちます。陽当たりのよい場所よりは林の中など薄暗い場所にいます。
ミスジチョウ。ミスジチョウの仲間には、オオミスジ、コミスジ、ホシミスジなどがいますが、1本目のスジの模様でおおかた見分けられるようです。
イチモンジチョウ。名前のとおり、1本のスジが入っています。
ヒメジャノメ。白いスジと、大きな目玉模様がクッキリです。
モンキチョウ。ヒルガオに突っ込んで蜜を吸っています。
カメムシを2種。セアカツノカメムシ。背中が赤い、角の生えたカメムシです。
ホソハリカメムシ。やや角のはった、背中のふたつの点が目立つカメムシです。
最後は虫ではありません。ヘビです。ヤマカガシ。猛毒なので、注意、注意。
こいつは動画付きで。
このシリーズは、多分、これで終わりです。そろそろ梅雨に入ってしまいますが、今度はどこに行けるでしょうか?
コメント
こんばんは。お待ちかねの虫(^^)
セアカツノカメムシ・雄ですね。青緑色が素敵な色合いです。まだ見たことないので、いつか会えますように。
マッチョな蜘蛛!マッチョでも水に浮く。面白いですね!
こんばんは、
虫がお待ちかねとは、やっぱり只者ではございませんね。
しかも、セアカツノカメムシの雌雄を見分けるとは。でもきれいなカメムシですね。初夏にしか、出会えないようです。
マッチョなクモ。水泳選手は、皆マッチョなものですぞ。まぁ、彼は筋肉で浮いているわけではないですが…。