それでも春はやってくる―新治市民の森(1)―虫や鳥など

三連休の中日、暖かくてなかなかよい天気でした。今日、私は車で出掛けました。世の中、ガソリン供給不足で、GSには長蛇の列ができているというのに、タンクには半分ほどしかない状況で、出掛けました。それは、「バッテリーが上がってしまう」からです。2月に入って以降、2, 3回しか車を動かしていません。いい加減、ヤバイと思っていたので、あえて動かしました(車は動かしていないとダメなのです)。1時間ほどは走らせる必要があるので、距離的にちょうどよい、「新治市民の森」に出向きました。

新治市民の森(池ぶち広場) 小さめの写真

新治市民の森の紹介:新治市民の森 – ザ・公園 – なおさん亭::新館

撮影機材の紹介:キャノンEOS 40DキヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USMパナソニックDMC-TZ10

なかなかエンジンのかからない車を動かし、なんとか新治市民の森に着きました。駐車場を開けてくれているのだろうか?と心配でしたが、門は開いており、いつものように迎え入れてくれました。ただ、車は数台と、すごく少なかったです。

去年の今頃ここを訪れて、春の雰囲気を満喫したことを覚えていましたので、すごく気になっていたというのもあるのですが、今年は春の訪れは遅いようです。ですが、確実に春はやってきます。そんな春の訪れを、少し紹介したいと思います。

春といえば蝶々。今出てきているのは、秋に成虫になって越冬した組と、この春に羽化した組です。前者はタテハチョウの仲間、後者はシロチョウやセセリチョウの仲間が多いです。こいつら、けっこうすばしっこいので、あまりショットを収められませんでしたが…。

真っ先に迎えてくれたのは、ルリタテハ。成虫で冬を越して、早い頃から動き出す、黒地に青い筋がキレイなタテハチョウの仲間です。

新治市民の森のルリタテハ 小さめの写真

動画も撮ってみました。

お次は、キタテハ。雌雄が落ち合い、空高く上っていく光景が印象的です。今いるのは秋に成虫になったものですが、秋の方が黄色の色が濃いようです。

新治市民の森のキタテハ 小さめの写真

何だか珍しいのもいます。ミヤマセセリ、セセリチョウの仲間ですが、3月下旬から4月上旬という極めて短い間しか目にすることができないそうです。タテハチョウの仲間にも見えますが、セセリチョウです。

新治市民の森のミヤマセセリ 小さめの写真

あとは、ムラサキシジミ、モンシロチョウ、キチョウなどが出ていました。

鳥もちょこっと。カワセミとツグミ。カワセミは、鎌立の池の朽木の上で、おじさんたちのモデルになっていました。遠かったので小さいです。テレスコを使わないとつらいほどの距離です。

新治市民の森のカワセミ 小さめの写真

ツグミは田んぼです。あぜ道を行ったり来たり、そして森の方に飛んでいきました。

新治市民の森のツグミ 小さめの写真

今回は虫と鳥だけです。春の訪れを感じるのは、多くの野の花たちでしょう。これらを、次回は紹介していきます。

コメント

  1. 野の花 より:

    お久しぶりです。なおさんの日記のタイトルと、よく似たタイトルの日記を偶然私も出しました。横浜も時々地震があるようですが、大丈夫ですか?自然界は地震に関わらずのどかですね。鳥は飛んでいれば地震とは関係ないのですものね(笑)すばしこいのにいろいろと撮影出来て良かったですね。

  2. 小鉄 より:

    こんにちは。車って、そんなに動かさないと駄目なんですか!バッテリーが、とか小耳に挟むのですが、そーか本当なんだ。と、変なところに食いついてしまいました。我が家の車も少し走らせた方がいいかも。
    すばしこい蝶の中でも、ルリタテハは止まっていてくれるので助かる蝶ですね。キチョウとかは忙しなくて、待ちきれません。
    鎌立て池のおじさんたちはいつもどおりのようで、のどかですね。いつもどおりが一番です。

  3. なおさん より:

    野の花さん、こんにちは。
    お久しぶりです。余震がだいぶ収まってきましたが、それでもたまにぐらっと来ますから、まだまだ油断は禁物ですよ。
    いろんな生き物にとっても災害は無関係ではないでしょうが、世の中全体のことと捉えるのは、やはり人間でしょうね。

  4. なおさん より:

    小鉄さん、こんにちは。
    冬期はただでさえ車の出番が少ないのですが、例の肉離れ騒ぎで、ほとんど車を出さないでいたら、バッテリーがどんどん消耗して、昨日は本当にヤバイタイミングでした(キュル、キュル、キュル、…ガオーン!という感じです)。一度上げてしまっているので、そのせいもあるかもしれません。
    ちなみにガソリンは、年末に入れたのがまだ残っているという感じです。笑
    蝶々と言えば、花があればついてくれるアゲハチョウの類は被写体としてはかなりグッドですが、キチョウのように何がしたいのかわからない蝶は非常に困ります。笑