初夏の泉の森（4）―泉の森緑地まで

もう終わる、終わるといいながら終わらない、詐欺のようになってきていますが、5月21日、神奈川県大和市「泉の森」の最終回です。
池のあたりから、国道246を挟んで反対側に進んでみます。

ここから「パンフレット」を見ると、どこの話をしているのかわかりやすいです。

「ひなた山」ではエゴノキが満開です。脇は国道246であり、車がビュンビュン走っていますが。

「山野草園」にはほとんど花が残っていませんでしたが、ヤマブキソウが一輪だけ。ホウチャクソウもほとんど終わり、フタリシズカは花が落ちていました。

今日はちょっと余裕があるので書きますと、大きなビニール袋（自治体とかのゴミ袋？）に何かをいっぱい詰めて練り歩いている親子連れを発見しました。こともあろうに、ロープで仕切られている中にも入って何かを引っこ抜き、袋に詰めているのを見て、声を掛けてみました。

すると、ドクダミを集めている、というのです。そういえば、袋の中身はドクダミです。お子さん二人（小学生くらいの男の子と未就学の女の子、という感じ）が見つけて、お母さんが茂みに入り、ドクダミを引っこ抜いて袋に詰めます。

聞けば、化粧水を作るとか。ドクダミで化粧水？お茶じゃなくて？と思って調べましたら、そういうのが確かにあるようです。ドクダミはいくらでもあるからいいじゃないか、という見方もできますし、だからといって人んちのものを採っていっていいのかという疑問もあります。どんなもんでしょうね。

「あじさいの道」を歩き、「森のはらっぱ」に至ります。近くはウバユリの群生があるというところなのですが、生えている気配自体もありません。まだ早かったのでしょうか？鳥を撮ろうとしているおじさんの集団がいて、通行もままなりません。

「林間広場」に出ると、ソクズのような花を見かけましたが、ちょっと違うような気もします。蜜腺もないですし。

「大池」でアオサギが休憩しているのを見かけました。

「くぬぎ山」に入ると、ここがトラスト緑地であることを示す標識があります。どこからどこまでがトラスト緑地なのか、よくわからないです。久田緑地もそうだったのですが、地図上で「ここからここまで」という資料がないのですよね。多分、性質上秘密なのだと思います。

茂みの中で、ぶっとい尻尾をひょこひょこさせているのがいる、タヌキかしら？と思いましたら極めてタヌキっぽい猫でした。紛らわしいっつーの、なんて毒づいてもしようがないですね。

こっちはその動画です。後半はただにらめっこ。根負けしました。

同じく「くぬぎ山」ではコゴメウツギが白く小さな花で存在を主張していました。

ということで、本当に終わりです。何だか気の入らないシリーズになってしまいましたが、見てくれた方はありがとうございました。

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