「花子」で横浜の地図を作ってみたよ

ちょっとした必要性があって、ジャストシステムのドローソフト「花子」で横浜市の地図を作ってみました。

Hanako_yokohama_01

作ったといっても、元があります。さすがに、ゼロから作る技術はありませんし、根気もありません。無料で使える白地図のようなものはないかと探しましたら、案の定ありました。ここから、EPS形式のものを入手しました。

http://www.freemap.jp/japan/city_yokohama.html

さて、EPS形式で入手しても、「花子」には取り込めません。花子は、独自形式の他にはPowerPointかOpenDocumentかDXFしか受け付けません。前の2つは何となくイヤなので、AutoDeskのデータ交換フォーマットとして定番のDXFに変換してみることにしました。

実は、この変換ではズルをしまして、職場のAdobe IllustratorでEPS→DXFの変換を行いました。

DXFであれば、「花子」でそのまま読み込めます。この地図、市の輪郭、区の輪郭、区の境界線、区名、がそれぞれ別レイヤ(「花子」ではプレーンと呼ぶ)になっているので、市の輪郭を太くして、区の中を色分けして、区の輪郭を点線にして、区名をアレンジして、などということが簡単にできます。

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ちょっと花子の「プレーン」機能について言及しますと、プレーンというのはIllustratorなどでおなじみのレイヤー機能に似ていますが、使ってみると違うものといえましょう。レイヤーは、そのまま上下関係になりますが(上のレイヤーの方が表に出る)、プレーンは単なるグループです。上下関係がないので、このプレーンを上に移動、とかできません。見た目に下にあるプレーンのオブジェクトでも、「一番上に」とするとすべてのプレーンのオブジェクトより表に出てきます。

このプレーン、レイヤと同じようにロック、非表示などの設定ができますが、全部非表示に、とか全ブロック、とかできないので、最初は戸惑いました(バグかと思いましたよ)。これは仕様で、必ず1つのプレーンは表示されていて、ロックされていない=操作可能である必要があるということですね。わかればカンタンでした。

ということで、横浜市の地図を作ってみましたが、これは何に使うのでしょうか?そのうち、明らかになる日が来るかも知れません。

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