パスモ(PASMO)は、東京近郊のJR・私鉄各線で使える乗車カードです。クレジットカードと連動したオートチャージ機能付きのカードでは、残金を気にせず使えるので便利ですが、うっかりすると期限切れに…。
6月も終わりに近づきましたら、駅の改札機のパネルに変わったものが出るようになりました。
「オートチャージ期限6月30日」(あとは料金表示)
何のことだろう?と不思議に思い、それでも少し放置して今週に入ったある日、そろそろ30日じゃんかよと少々慌てて、このキーワードでGoogle検索してみましたら、こういうことがパスモの公式サイトにありました。
「クレジットカードの有効期限が来るとオートチャージが使えなくなります。」
なるほど、そういえばオートチャージに連動しているクレジットカードは、期限切れで今月切り替えになったばかりです。クレジットカードの切り替えに合わせて、勝手に延長してくれないのだな、とそのときは勝手に納得しました。
じゃ、どうすればいいのよ?ということで、パスモ公式サイトをよく探してみましたら、こういうことでした。
「クレジットカード切り替えのご案内がカードと一緒に送られてきているので、それとパスモを持って駅で手続きしてください。」
駅で?ところで、カードと一緒に送られてきたものって、とってあるんだろうか?もしかして捨ててしまっているかしら?と気になって探しましたら、しっかり保存してありました。さすがボクチン俺。捨て癖がないのが、こういうときに幸いしますな。
確かに、ご案内が入っていますので、それを持って通勤時に手続きしようと、家を出ます。駅はどこでもいいのだな?と思いましたら「一分の駅を除きます」と曖昧なことが書いてあります。ヲイヲイしっかりしてくれよと思いますが、最寄りの駅でダメならそこで聞いてみるしかなさそうです。
で、結局仕事帰りに、自宅近くの駅で手続きしようと、改札脇で駅員さんにその旨聞きました。すると、「券売機でやってください。」。
「へ?券売機?ご案内の紙は?」
「それはいらないです。券売機でどうぞ。」
ヲイヲイ、話が違うじゃないかよ、と騙されたと思って券売機にパスモを挿入しますと、「オートチャージ設定変更」というボタンがあります。
ここをタップしますと、「有効期限更新」というボタンがあります。右に(切れてしまってますけど)説明がありますね。
ここをタップしますと、「オートチャージ有効期限」の表示が更新されています。あと5年は大丈夫なんですね。この歳なので、それまで生きているかどうか…。
で、結局券売機ですべて済んでしまったので、ご案内も何もいらず、パスモだけあればよかったのです。それならそうと言ってくれよ、と思ったのですが、もしかしたらどこかにきちんと書いてあるのかも知れません。
切り替えは、期限7日前から、期限後6ヶ月の間でできるそうですが、いったん無効になると、オートチャージは一切効かなくなる(当たり前だ)ようなので、気を付けて下さい。オートチャージの便利さに馴染んでしまうと、いちいちチャージするのがバカみたいに面倒です。
ちなみに私は定期券を持っておらず、その都度ルートに応じて運賃を払っているのですが、平常なら往復で800円です。一週間で4,000円。これはつまり、上記の画面の「入金額」を軽く越えますから、毎週最低1回はチャージされていることになります。
これをいちいち券売機で行っていたら便利さも半減ですから、やっぱりオートチャージは便利だと思い直した次第です。慣れって恐いですね。
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