ボーナスのための査定資料を作っていたときに覚えたのでメモメモ。
ばらつきのある値から構成される母集団があるとして、それぞれの値が集団のどの辺に位置するのかという、偏差値を求めてみましょう。
関数を2つ使います。
まず、母集団の中央を求めるために平均をAVERAGE()関数で求めます(A)。
そして、母集団の標準偏差をSTDEV()関数で求めます(S)。
母集団の中のある値(X)に注目したとき、XとAの差を求めます。
それを母集団の標準偏差(S)で割ります。
あとは、それを10倍して、50を足せば終わりです。
T=(X-A)/S*10+50
簡単でしょう?
いきなり数式を示して、さあこのとおりにやりなさい!というのでもよいのですが、プロセスを重視したいですね。
ちなみに、A1~A10列にデータが入っているとして、偏差値をB1~B10列に求めたいとすれば、B列にはこんな式を入れておけばオーケーです。
=(A1-AVERAGE($A$1:$A$10))/STDEV($A$1:$A$10)*10+50
AVERAGEとSTDEVで範囲を絶対指定しているので、B1セルにこの式を入れて、あとは下方向にコピーするだけでOKです。
毎回毎回計算して、絶対数値をセルに入れるくらいなら、きちんを計算式を入れて楽しましょうよ、ご同輩。
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