今日は2月22日、「竹島の日」らしいですね。こういうのに触れないように、触れないように、としているのを見ていると、何でこの国は何でも腫れ物にしてしまうのかな、と思いますね。
ということで、今回は無料のPDFビューワ&編集ソフト、「PDF X-Change Viewer」に関するお話です。このソフト、最近ユーザ数を伸ばしているようで、周囲でも使い始める人が増えてきました。ページ単位の編集こそできませんが、コメントを入れたり線を引いたりと校正や校閲に便利なので、使われているのでしょう。
「窓の杜」などからもダウンロードできますが、本家はここです。
Tracker Software Products :: PDF-XChange Viewer, Free PDF Reader
私も便利に使っているのですが、以前から気になっていたのが、「吹き出し」「テキストボックス」でコメントなどを入れる場合に、フォントが「OT-JTCエコにっき2」なるファンキーなフォントになってしまうことなのです。コメントがまじめに見えないので変更したかったのですが、「環境設定」には変更する項目がないし、どうしようかと思っていたのです。
ちなみに、別のPCでは「MJS-新ゴM」になったり、欧文フォントになったりと、どうやら適当にマッチするフォントをデフォルトで選択しているようなのです。環境依存も気持ち悪いので、何とかしたいと思っていましたら…。
ツールバーをカスタマイズしようと何気にメニューを眺めていましたら、「プロパティツールバー」というのがあるのです。以前から、矢印のスタイルなどを変えるのに、いちいち「スタイルパレット」を出していましたが、これですと「吹き出し」や「テキストボックス」を作成したり選択したりすると、自動的にツールバーの表示が変化してそこでプロパティを変更できます。
こりゃ便利だと思って使っていましたら、「吹き出し」を作成したら何とツールバーにフォントを指定できるドロップダウンボックスが出たではないですか。そうですわ、ここを変更してやれば「吹き出し」でも「テキストボックス」でもフォントを簡単に変更できたわけです。
これで目的は果たせそうでしたが、それに加えてプロパティツールバーの右にある「既定値に設定」を押しておくと、その時点でのプロパティが既定値となり、次回からはフォントを選ぶ必要もなくなります。
こりゃ便利だ!ということで、無難な「MS Pゴシック」あたりを既定値にしておけば、どこに持っていっても無難なコメントのできあがり、というわけです。これで、もう、「何これ?読みにくいんですけど」とか、「フォントの趣味が悪いねぇ。」といった謂われの内そしりを受ける必要もなくなるわけです。
PDF編集ソフトは、別途ジャストシステムの「JUST PDF 2」を持っていますが、こいつは発色が変だとかいろいろ使いにくいので、ページ単位の編集は「JUST PDF 2」で、細かなコメントの書き込みなどには「PDF X-Change Viewer」で、というように使い分けている次第です。
いっそのこと有償オプションを購入してしまおうかと思っていますが、1ライセンスで37.5$と3,000円ほどですから、ちょっと悩んでしまいますね…。
コメント