寛仁親王殿下が薨去されたということで、心より哀悼の意を表します。
ところで、今日(7日)の日本経済新聞の朝刊を見てビックリしました。
「逝去」と書かれているではないですか。あまり言葉に詳しくない私でも、「逝去」は不適当ではないか?とすぐに感じました。そこで、少し調べてみましたら、こういうことです。
天皇、皇后、皇太后、太皇太后は「崩御」
皇族は「薨去」「卒去」
一般の人は「逝去」
平成になってから、「薨去」「卒去」という言葉を使わなくなったようですが、宮内庁などは「薨去」という表現を用いていたようです。
また、「寛仁さま」ではなく「寛仁親王殿下」ではないでしょうか?何でもかんでも「〜さま」で呼ぶことに違和感を感じていましたが。しかも、「尽力」ではなくて「ご尽力」でしょう。
開かれた皇族、というのもよいかも知れませんが、言葉を含む伝統は大事にしたいと思うのです。天下の大新聞がこんなことでどうすると感じて、言葉を扱う職業のはしくれとして記事にさせてもらいました。
誤りがあれば、ここ以降に後日追記させていただきたいと思います。
コメント
チャンネル桜では「薨去」と放送しています。
お立ち寄りありがとうございます。
「チャンネル桜」さんですね、あちらは言うまでもなくお間違えにならないと思います。
よろしければまたお立ち寄り下さい。