【日記】住宅ローン借り換えはカンタン?面倒?(9)—ステップ7:最終フェーズ

ステップ7です。ここまで来れば、あとは事務処理的なことだけです。

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前回の記事はこちら:
【日記】住宅ローン借り換えはカンタン?面倒?(8)—ステップ6:抹消関係書類を回収に駆け回る

ほぼ1ヶ月間にわたって、新規融資元、旧融資元などから書類が届きます。また、司法書士事務所から権利書も帰ってきます。きちんと確認しましょう。

時系列で辿ってもわかりにくいでの、どこから何が来たのか、何を送り返したのかという切り口でまとめてみましょう。

新規融資元の外資系銀行

新規融資元の外資系銀行からは、償還表(返済予定表)が届きました。これは受け取るだけ。きちんと確認して、借入金額、返済期間や毎月の返済金額など、確認しておきましょう(間違っていることはないと思いますが)。住所変更届も同封されていましたが、これはいらないですね。

住宅金融支援機構(および代行銀行)

保証料の返還を行った旨のハガキが来ました。3万円強ですが、うれしいですよね、返ってくれば。

ローンの借り換えにあたっても火災保険の加入は継続する必要があります。そのうち保険会社から案内が来るからね〜と言われていましたが、来ました。第一位の抵当権のあった「住宅金融支援機構特約火災保険」の「お取り扱いに関するご案内」です。書類を見ましたが、そのまま満期まで継続する場合には、そのまま放置で問題ないようです。名義等も変わらないので、何も送り返す必要がありません。解約の場合には、低位の抵当権を持つ金融機関の承認が必要ですが、解約しないのでそれも必要ありません。

横浜市建築助成公社

全国保証会社から保証委託契約解約、団体信用生命保険脱退届の書類が届きました。住所氏名その他を記入し、ハンコを突いて返送するだけですから、さっさとやってしまいましょう。ちなみに保証委託契約の保証料は、余剰分が返還されます。しかし団体信用生命保険の特約保証料は年払いであるので返還はないそうです。できれば、支払いの発生する直前に返済が完了するというように日程を組めばいいのですが、意外と時間がかかって結局ムダな支払いとなりました。残念。

ところが後日、返金の案内が全国保証会社から届きまして、保証料の返還の他に、団体信用生命保険特約保証料も返還されるそうです。やったね!計、7万円強が返ってきました。特約保証料は諦めていたので正直にうれしいです。

某都市銀行

「ローン契約終了のお知らせ」とともに「ローン契約書」が返ってきました。契約書が返ってきたのはここだけです。

保証を行っていた信用保証会社から、保証料が返金されました。2万と半分くらい戻ってきますが、手数料の1万円って何よ。つくづく、取りっぱぐれのないところからは遠慮なくとる、というのが浸透していますね。でも戻ってくるだけマシですかね。

司法書士事務所

預けていた権利書などが配達証明で届きました。登記に関する費用の領収書。登記完了証(2通)。抵当権解除証書(3箇所分で3通)。登記簿謄本(全部事項証明書)。登記完了証は、内容は同じですがなぜ2通あるのかはわかりません(どこかで使うのかな?)。登記簿謄本はきちんと見て、新規融資元の銀行に抵当権が設定され、今までの融資元の抵当権が解除されていることを確認しましょう。

いやはや、最後まで書類の山です。ですがこれで、すべて完了です。いや、長かったですね。すべて終わるには、やっぱり3ヶ月かかると思っていた方がよいようです。

今月末から、新規融資先にて返済が始まります(うれしくないけど)。いざ返済となったら口座に残高がなかった!というまぬけだけは避けたいものです。この連載にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。

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