ついに8月も最後の日になってしまいました。でもまだ、夏よさらば!とは言いませんぜ。
最近、BOOTCAMPやParallels Desktop、Windows 7絡みでいろいろやっていますが、不思議なことに出会いました。MacではファイルをFinderで削除するとゴミ箱に入り、ゴミ箱を空にするとその分のディスク領域が解放されて空き容量が増えるはずなのですが、どういうわけか増えないのです。
ちょうど、大きなファイルをコピーする必要があり、困りました。ディスクの情報を見ると61GBほどの空きですが、実際には200GB以上空いているのです。なぜこんなことが起きるのでしょうか?実は、直前に110GBのParallels Desktopの仮想マシンを削除して、そのあとゴミ箱を空にしているのですね。ですが容量は増えないのですね。どうしたらよいのでしょうか?
いろいろいじくっていました。このようにすれば空き容量が増えた、ということを備忘録的に書きたいと思います。ディスクユーティリティを起動して、目的のパーティションを見て下さい。特にウインドウ下の空き領域や使用領域の数値を見ておいて下さい。上の画面の情報と一致しますね。
ここで、空き領域を消去をクリックします。最も速いでかまいません。そして空き領域を消去をクリックします。
空き領域を消去中です。あと3分ですか。実際にはもっともっとかかるのですけどね。
おお!予想時間は増えてますし、空き領域も増えてますがな!
そしてフィニッシュ。空き領域も増えていますし、フォルダ数もファイル数も減っていますね。
まぁ、これでめでたく空き領域が増えたわけです。このへんの理屈はよくわかりません。ボリュームの情報を見てみますと…。
あらら、空き領域が最初より減っていますよ。これはダメかなぁ、と思ってダメ元で巨大ファイルのコピーを実行しましたら、うまくいくではないですか!空き領域が55GBしかないのに、110GBのファイルのコピーに成功しました。何でだろう?
しかも、時間が経ってみたら、空き容量が増えているのです。そもそも、
- ゴミ箱を空にしても空き領域が増えない
- 空き領域の消去をやると空き領域が増える。この機能の目的は本来違うはず
- 直後ではディスクユーティリティとボリュームの情報で異なる
のがよくわかりません。現在は問題ないので、いったいどういう理屈なのだろうと、謎は深まるばかりです。でもまぁ、目的は達成できたから、いいか。
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