あまりに暑い日が続くので、昼間の公園にはまったく人気(ひとけ)がありませんが…。それでもちょっと休憩をばと立ち寄った公園で、大きなケヤキの木の根元を見ると無数の穴ポコが…。
コレはいったい何でしょう?(ってしらじらしいっつーの)
答えはそうです、セミの幼虫が出てきた穴です。正解!
って何を言っているのだと思われるでしょうが、こんだけ大きな穴を空けて出てくるんですね、奴らは。
考えてみれば、なぜに彼らは地中に潜り、しかも何年も地中で過ごし、やっと出てきたかと思ったらあっという間に死んでしまうんでしょう?
そもそも、不完全変態の昆虫が地中に潜るというのもけっこう奇異なことだと思うのです。完全変態の昆虫、たとえば甲虫や蛾の仲間などならわかります。蛹の期間、外敵から身を守るために潜るか、あるいは幼虫時代から地中にいるか、そんな感じですね。
まぁ、地中にはメリットがたくさんありますから…。寒暖の差が小さい、乾燥しにくい、敵が少ない、移動の必要が少ない、など。反面、移動のしにくさから不慮の事態にはめっぽう弱い、ということが挙げられます。
地中での暮らしとはどのようなものなのか、一度聞いてみたい気もします。
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