デジカメプリントなるものを初めて試してみたが勝手に困った話。

ある目的で、証明写真のような固定サイズの写真が必要になったので、いわゆるデジカメプリントなるものを使ってみることにした。しかし、長年デジカメを使っているが、意外なことにプリントを頼むのは初めてだ。何しろ、ネット専門だからなぁ。

デジカメプリントするなら300ppiは必要だろうし、その解像度で指定サイズの画像を作って持ち込めば、サクッと印刷できると思っていたのが甘かった。

Digicame_print_01

自宅近くのカメラショップに訪問した。カウンターにいる女の子に、「指定サイズでのプリントはできるか?」と尋ねたら、そういうのはできないとのこと。あらかじめ決まったサイズでしかプリントできないので、適当にカットされたり、拡大されてしまうとのこと。

それでは困るのでどうしたらよいか尋ねたら、キャンバスサイズを適当なプリントサイズにして、その中に写真をおけばよいとのこと。余白は、あとでカットして下さい、ということでなるほど。

ここでできる?と聞いたら「できない」との無碍なお返事。頼める?と聞いたら「1枚300円いただきます」というこれまた無慈悲なお返事。諦めて自宅に退散し、キャンバスサイズを拡げて再度チャレンジしてみることにした。

なお、プリントサイズは、フィルム写真でも一般的だったLや2Lといったものの他に、デジカメ特有の画像比率に合わせたDSCサイズというのがあるのだそうだ。この店ではDSCサイズがもっとも安価だったので、その89mm×119mmというサイズにキャンバスを拡げ、データとして作成した。

DSCのサイズ – 用紙サイズ一覧.com

300ppiなら、1051×1406ピクセルになり、画素数は1477706となる。十分な解像度だろう。

データはminiSDカードに保存し、お店の機械で読み込ませ、あっという間にプリント完了。4枚作って150円。これは、へたに家でプリンタ使ってガシャガシャやるより、はるかに高品質で安上がりで手間いらずだわ。

これでもう迷わないぞ、とデジカメプリントに妙な自信を持ったチャレンジであった。

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