Outlookから手が切れない。昔のメールに限らず、ちょっとしたメモとか、Outlookで貯めていたのをPCの交換で復活させなければならないとか、腐れ縁の領域を越えている。
まぁ昔のOutlookファイルをインポートする機能があるので、作業自体は面倒だが困難な話じゃない。しかし、妙な警告を受けるので、なぜかと思っていたら、それはOutlookがデフォルトで作成するデータファイル(.pstファイル)のバージョンが古いかららしいのだ。
Unicodeを完全にサポートしてない場所にデータをインポートしようとしています。(以下略)
Outlookのデータファイルには、2002までの古いものと、そのあとの新しいものがあるらしい。古いものは、サイズが2GBまでに制限されていて、Unicodeサポートもないらしい。
なので、新しいものを使った方がいいということだ。ちなみに、なぜに新しいOutlookでも、古いものがデフォルトで作成されるのかはわからない。もしかすると、古いOutlookとの互換性などを気にしているのかも知れないが…。
冒頭の警告が出されたOutlookデータファイルのプロパティを見てみると、「Outlookデータファイル 97-2002」と出る。10年以上も前のバージョンだ。
新しいデータファイルではこうなる。新しい形式のデータファイルは、メールアカウントを作成して、着信場所を新規のデータファイルに指定すればOKだ。
単なる「Outlookデータファイル」というのが素っ気ない。この先何十年も大丈夫という強気の表れか。まぁファイルサイズが64ビット化されていれば、個人用にはほとんど十分だし、Unicodeに替わる国際化対応文字体系がすぐに出現するとも思えない。
相変わらず面倒な問題を背負っているなぁ、Officeは。というお話。
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