サンラー問題、解決の糸口はこれだ!

以前にこのブログで書いた、「サンラー」「スーラー」問題だが、ここにきて急展開を迎えて解決の糸口となりそうだ。

し、痺れる〜ぅ。の前に、サンラーの謎を解明。

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冒頭のPhotoを見てほしい。確かに、「酢辣湯麺」と書いてあり、ごていねいに読みまで「すーらーたんめん」とひらがなで振ってある。

ということは、「酢辣」は「サンラー」ではなく「スーラー」で、「酸辣」は「サンラー」なわけだ。

大好評、とあるからには人気なんだろうが、食べたことはない。というか、この店にはもう何年も入っていない。カウンターが7席くらいのこぢんまりとした中華料理屋さんで、朝から野菜を洗ったり餃子を仕込んでいたりするからそれなりなんだろうけど、何となく気が引けるんだよな。

それはともかく、この店の言うことに権威はあるのか?という疑問はあるわけだ。この店が、30年くらい前か、それ以上前からあるのは知っている。なので、間違った商売はしていないだろうし、それなりに言うことは正しいんだと思っている(チェーン店っぽいけど)。

なので、個人的には、「酸辣」と「酢辣」は違うんだということで納得したい。でもモノは同じで読み方だけ違うという可能性がある。このへんは、もう少し掘り下げてみたいと思った。

この件に関しての反論、意見はコメントで。直メは受け付けませんぞ。

コメント

  1. デザイニャーN より:

    呼ばれた気がして来てみましたよ。
    私も気になって調べてみたのですが、
    どうもサンラーとスーラーは呼称が違うだけで同じ名称の物(酸辣)を指すみたいですよ。

    強いていうなら(サンラー/酸辣)という(呼称/名称)が本場中国標準、
    スーラーは上海系とか極一部の方々の発音が(酸=スー)なので(酸辣)と書いてスーラーと呼ぶ。
    で、その極一部の方々が日本で中華料理店を開く際、
    メニュー名を「日本で広めるなら(スー)は「酸っぱい」の(酸)よりは(酢)と称した方がわかりやすいだろうな」
    として、(酢辣)という当て字というか造語にしたんじゃないか、と勝手に推察しております。
    その造語が近年思いの外、広まったんじゃないかと。

    写真のお店は結構古くから(30年位前)あるという事ですが、
    それでも中国は3000〜5000年とか言いますからね(笑
    「権威」という物差しでいうなら…。
    ただまあ「酸辣」系の料理自体がいつ発明されたかはわかりませんが、30年よりは前に生まれているんじゃないでしょうか。

    何れにせよ「認知度」という物差しでなら、
    日本では酸辣をサンラーやスーラーと読んでも通じますし、
    酢辣という表記も大体通じると思います。
    でも「中国で通じるかどうかは不明」という認識さえあればどっちでも良いんだろうな、
    というのが「今現在の答え」ではないでしょうか?

    と、今現在の中国に対して色々懸念しているけれど、
    「文化」自体はリスペクトしている、日本人の私が言っています。

    • なおさん なおさん より:

      N酸、どうもです。
      要は、日本ではどっちでもいい、という感じですね。
      私自身もこだわってはおりません。
      同じものを指すとあれば、それはより安心でございます。
      Chinaには当面は訪問することはないと思うので、それでよいということですかね。