人間、50も過ぎるといろいろなところが固くなってくる。筋肉、関節、そして何よりも頭だ。書きたい、書きたいが下ネタは避ける。あくまでも頭が固いのだ〜ということで、こんな本がある。
かなり前になるが、日経新聞夕刊にもこの本が取り上げられていたので、覚えている人もいるのではないか発刊直後は売れなかったが、版元営業マンの働きかけでヒットした本だ。
ブログ主も、この本を入手して読んでみた。「脳の強化書」とあるが、それほど特別なことが書かれているわけではない。要は、いつもと違う行動をとり、脳に刺激を与えようということだ。
通勤経路を変えてみる。これが有用なのは実証済み。
意外なことは、利き腕を変えてみようというものだ。右利きの人なら左手、左利きの人なら右手、それを積極的に使ってみようというわけだ。
いざやってみると、利き腕でない右方は意外と使いにくいことに気付く。たとえば歯磨き。ブラッシングの速度を思いっきり上げられない。マウス操作。思ったようにポイントできない、クリックできない。あとは○×。なかなか速度を上げられないのだ。
しかし、いいこともある。ブラッシング速度が上がらないので、じっくり磨ける。マウス操作も慎重になる。○×もいつもと違った刺激だ。
こう言ったことが、脳に刺激を与えるのだろうなぁ、と思う。
ほかにも気付いたこと。利き腕で何かをするときは、反対の手は何もしていないのだ。しかしその反対のときは、はぜか何かをしたそうにしているので、上着の裾を掴んだり、タオルを掴んだりと、何かと手持ちぶさただ。俺の役目を奪うな〜という主張だろうか?
意識しての脳の活性化、努めなければボケ一直線ということで注意したいものだ。
コメント
こんばんは。確かに、いろいろ硬くなりますね~、故障続きです。若いころから意識的に反対の手を使うようにしていたのですが、不惑を大分過ぎて効き目が薄れてきたか、名前を思い出せなくなって愕然としています。この壁を越えれば、アレ・コレ・ソレの境地に入って寧ろ幸せ、とか、開き直るには10年早いですよねぇ。
通勤経路を変えるというのは良さそうですね。試してみようかな(^^ゞ
小鉄さん、いつもありがとうございます。
固くなると言えば、職場の同年代の同僚が、電車から降りただけで肉離れを起こし、片脚を引きずるという事態に。
これから気温が下がると、よけいに筋肉は固くなるので、急な動きには要注意です!
通勤経路を変えるのは、いろんな発見があって面白いですよ!
東横線に乗ったら車両が西武鉄道のもので、社内ビジョンにケロロ軍曹が出ずっぱりで愉快でした!