Parallels DesktopをTime Capsuleにバックアップする最善の方法は何か?ということを探る連載。これまでの2回で、Time Machineの基本的な動きと、Parallels Desktop仮想マシンの基本的な構造を理解した。今日は、いよいよ仮想マシンの更新の影響を受けないバックアップについての考察だ。
Time CapsuleとParallels Desktopの最適な関係を考察(2):Parallels Desktop仮想マシンの構造
Time Machineを使ってバックアップを取っている場合、Parallels Desktopの仮想マシン変更の影響を受けないようにするもっとも安直な方法は、以下のように「仮想マシンを含まない」設定に変更する方法である。
このオプションが入った仮想マシンは、Time Machineでのバックアップ対象にならない。Time Machineに入って/usr/ユーザ/書類/Parallelsフォルダを見ても、影も形もない。これだと、仮想マシンをいくら使おうがバックアップされないから、トータルのバックアップ時間に影響を与えない。
もちろん、バックアップされないから、何かあったら終わりである。そのため、折を見て手動でバックアップする必要がある。Time Capsuleにはディスク共有機能もあるので、共有に適当にフォルダを作ってコピーすれば目的は達成だ。
しかしスッキリしないよね。せっかくTime Capsuleを使っているのに、肝心の仮想マシンのバックアップが手動とはね。随時最新の状態を持ってくれているのが、Time Machineのいいところのはず。
その理想に近づけるためのParallels Desktopの機能が、SmardGuardだ。でも今夜は時間がないので、明日かな。残念。
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