年賀状。出さなくなっている人も多い。来たら出すという人も多い。来たら出すだけの人だけになれば、まったく年賀状が行き交わなくなるわけだ。これって日本郵政にとっては死活問題だあぁn。まぁどうでもいいけど。
我が家では一応、親類縁者と親しいお友達、勤務先の人、著者さんなどに毎年出すことにしている。たいていは、干支にちなんだオリジナルのイラストなどを自前で用意するのだが、今年は諸般の事情でこれはカット。しかもタダで使える有料優良素材も今年は当てにできない(w)。ということで、インターネット注文が手軽じゃね?ということで近くの写真屋のビラを参考にやってみることにした。
注文したデザインは、親類用(家族全員の表示あり)と友人用(自分の表示のみ)の2パターン、親類用はヒツジのほんわかデザイン(になった)。友人用は著名書家の筆による渋いデザインだ。本田蒼風という女性の書。
Flashアプリケーションによる優れたUIで、裏面のデザインを作っていける。文字のフォントもある程度選べるし、氏名住所などの置き方も少し融通が利く。想像していたより使い勝手よくデザインを決めていける。
でもね、枚数が少ないんだ。そもそもそんなに出さないところに2パターンにしたものだから、1枚あたりの単価が割高になってしまった。やっぱ印刷なので、最初のデータ作り(つまり基本費用)のウエイトが高いと、単価は高くなる。100枚くらい作ればずいぶんと割安に見えるけど、20枚くらいだと、はがき代抜きで200円/枚になるんじゃないか?
ちょっと高いかな〜と感じるが、自前でデータを作り、高い純正インクを買って何日もかけて準備し、丸一日かけて印刷するのに比べれば十分安いか。
最近、どうも、お金で時間を買うという発想がどんどん強くなってきている気がする。年とったんだな。
さて、さらにお金(30円弱/件・基本料金別)を払えば宛名まで印刷してくれるそうだ。今回は、データの準備が面倒(先方のテンプレートに合わせなければならない)なのと、やっぱり個人情報(しかも人の)なので躊躇する。このあたりは来年の課題になりそうだ。
年賀状素材の本が売れなくなってきているそうだが、こんなふうに使い勝手のよいサービスが出てきてしまえば無理もない。こうやってネットに収斂されていくのだろうが、お金が落ちるところが変わるだけ。めざとくいかなきゃダメだなぁ。
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